http://www.asyura2.com/09/sports01/msg/261.html
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一般の予想に反して岡田ジャパンがW杯決勝トーナメント進出を果たした。背景には選手や監督の努力があったのだろう。 未明にあったデンマーク戦終了後、その勝利を祝って2時間以上路上で騒ぐファンが多くいたと言うことだ。テレビも非常に多くの番組でかなりの長時間これを取り上げていた。 しかし、こういったサッカー熱の大部分は巧妙に作られたものではないだろうか?たとえば、サッカー場での応援。大きくて見栄えのする旗が何本も打ち振られているが、個人が用意したものでも、私的な団体が用意したものでもなさそうだ。それぞれのチームでファンクラブや後援会組織が作られていて、彼らが供給しているはずだ。そして、そういった人たちが応援の仕方そのものをリードして作っていっているのだと思う。ほとんどプレーを落ち着いてみることなく、熱狂の中に自己陶酔していくような応援の仕方は、ほぼ間違えなく作られたものだ。 もう一つはtoto絡みでサッカー人気を上げようと言うものだ。 現実には両者が複雑に絡み合っていて、そこへ選手の育成の問題や行政関係者が入り込み、かなり強固な利権構造ができていると見るべきだ。多分、その闇は底なしと言えるほどに深い。 そのことはたとえばかんぽの宿問題を考えてみればすぐにわかる。かんぽの宿の安売り問題、または、日本郵政による不動産の安売り問題は、二〇〇九年年初に当時の鳩山邦夫総務大臣が九州選出国会議員の会での記者との茶飲み話で「かんぽの宿のバルクセールはおかしい」と言い出したことがきっかけになり、公的に報道がされだした。このことを鳩山邦夫が言い出さなければ、一般市民はその不当性に一切気が付くことがなかったはずだ。それに、郵政の社外取締役であった当時のトヨタ自動車の社長は、かんぽの宿のバルクセールの不当性が報道された後に、当時の西川社長の再任を認めている。つまり、普通に外側から見たら、まったく普通の商行為としてバルクセールは行われていたとしか思えない状況だった。ところが真実は、まったく違って、次に述べるように少なく見積もっても1000億円を超えるほどの規模で不当な安売り、つまり、買ったほうに1000億円を超えるほどの転売益をださせるような不当売却をやっていたのだ。ほぼこれと同等の深い闇がtotoにも隠されているはずだ。もちろん、世界中のtotoについて言えるはずだと思う。 以下は、かんぽの宿についてのこと。 かんぽの宿を初めとする日本郵政の問題は今年3月17日に会計検査院の検査報告書が出ている。その報道では「報告書によると、公社は2007年度までの5年間に628施設を取得額の3分の1程度の計約1093億円で売却。転売は510施設に達し、うち295施設が2〜6回転売されていた」と記されている。そして、肝心な点は、1093億円が時価、又は現在評価額の三分の一ではなく、取得額の三分の一である点だ。そもそも、今回明らかになった628施設の中にもかんぽの宿は含まれていて、かんぽの宿のもっとも古いものは昭和二〇年代に建設されている。昭和20年代と言えばまだまだ土地は安い。一坪数千円という時代だ。つまり、628施設のかなりのものが日本の高度成長期に取得されたものであるはずだということ。現在の土地価格は、一時期よりは下がったが、それでも昭和の50年代よりは高いはずだ。だから、取得額の三分の一の約1093億円で売却ということは、転売時には少なくとも2倍にはなっていたはずだし、ものによっては4倍にも5倍にも、またはそれ以上にもなっていた可能性が強いのだ。 *6月8日の記事「近づく戦争・テロ社会、これらの動きを止めるべきでは?」から一連番号を付しています。<<28>>
作られているサッカー人気、その背後にある闇
では、誰が何の目的で作っているか?答えは多分二つある。一つはスポーツ用品メーカーで、たとえばユニフォームの売り上げを狙ってサッカー人気をあおっていると言うものだ。実際、今度のW杯でのユニフォームの売り上げはかなりのものだろう。
鳩山邦夫は自分を正義の味方に見せて九州地方の何かに対して圧力をかけたかったのだろう。このことについては「鳩山大臣は激怒などしていない、彼は、自分が正義の味方だと偽装したくてドジを踏んだだけ」
http://www.asyura2.com/09/senkyo58/msg/990.html を参照してほしい。
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