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【IRL】佐藤琢磨は3位浮上するもクラッシュ
6月21日21時53分配信 レスポンス
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100621-00000033-rps-moto
IZODインディカー・シリーズ第8戦が20日、アイオワ・スピードウェイで開催された。
アイオワは全長0.894マイル(1.439Km)とシリーズの中で最短、唯一のショート・オーバルは、ドライバーにとっては異なるアングルのターンが目まぐるしく続き、断続的なGに見舞われる過酷なコースだ。短い距離に高速で疾走する25台のマシンがひしめくこともあり、タービュランス(乱気流)の影響を含むトラフィック処理にも悩まされる。
19日に行われた予選で、初のショートオーバルのタイムアタックに挑んだ佐藤琢磨は7番時計となる180.672mphを計測。武藤英紀はリアのグリップ不足に苦しみまさかの24番手スタートとなった。
そして決勝当日、午後からの雷雨予報によりレーススタートは15分繰り上がり、米中部時刻午後1時15分にグリーンフラッグが振り降ろされた。4度のイエローフラッグで中断され、計7台が戦線離脱となった250周の戦いを制したのはトニー・カナーン(アンドレッティ・オートスポーツ)。
予選15位からスタートしたカナーンは、アグレッシブなレース展開でぐんぐんポジションアップ。はやくも序盤には先頭集団に加わり、中盤にはトップに躍り出た。カナーンはその後も、スコット・ディクソン、ダリオ・フランケッティラストのチップガナッシ勢との激しいリード争いを繰り広げ、終盤にはエリオ・カストロネベス(チーム・ペンスキー)と周回遅れを挟んでの3ワイドバトルを展開。一旦はカストロネベスに先行を許すも、ラスト10周のところで温存したホンダ・オーバーテイク・アシストを駆使しカストロネベスを抜き去り、そのままフィニッシュ。今季初、キャリア14度目となる勝利を挙げた。
2位はカストロネベスで、E. J. ヴィソ(KVレーシングテクノロジー)が3位でキャリア初の表彰台を獲得した。
佐藤琢磨は初のショート・オーバルを積極的に攻める快走をみせた。途中ピットストップで順位を落としながらも、コース上で次々にオーバーテイク。終盤 168周目には表彰台圏内の3位にまで躍進したが、行く手を遮る周回遅れのマシンを攻略する際にタービュランスに巻き込まれ、体勢を崩してそのままウォールへ。痛恨のクラッシュで19位リタイアとなった。
レースウィークを通じマシンのセットアップに苦しんだ武藤英紀は、レースでもセットを見出せず20位でリタイアとなった。
次戦は7月4日、米国独立記念日の戦いは4戦続いたオーバルからロードコースへと舞台を一転。ニューヨーク州ワトキンス・グレンで開催される。
佐藤琢磨コメント:「とても楽しいレースになっていました。ところが周回遅れをインからパスしようとした時、彼もラインを下げて来たために乱気流を浴び、私のフロントが流れてしまいました。ピットでセッティングを調整して、前の2台を追いかけようというところだっただけに残念です。それでも特徴の異なる4 つのオーバルを経験し、シーズン終盤のオーバルで戦う準備はできたと思います」
武藤英紀コメント:「新しいセッティングでレースに臨みましたが、その効果を明確に感じることはできませんでした。みんなと同じペースで走り続けるのが難しかったです。レースが中盤に入ったころ、ラップタイムがトップグループと比べて明らかに遅かったため、リタイアを決めました。今日のセッティングでも、小さな効果は何かしらあったはずです。シーズン終盤のオーバル連戦に向け、セッティングをよくしなくてはなりません」
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