★阿修羅♪ > スポーツ1 > 205.html ★阿修羅♪ |
|
朝青龍の引退と横綱の品格について http://www.asyura2.com/09/sports01/msg/205.html
アントン・フェーシングが、1964年の東京オリンピックで神永を下した直後、オランダ関係者が歓喜のあまり、試合場のヘーシンクに駆け寄ろうとした。しかしヘーシンクはこれを手で制して追い払い、試合場まで上らせなかった。この時のヘーシンクの行動は「礼に始まり礼に終わる」という柔道の精神を体現したものとして、現在でも高く評価されている。 この当時までは、柔道の試合に勝ってガッツボースをするなど柔道マンとして恥ずべき行為であると受け止められていた。然しながら柔道がスポーツとして国際化した今日ではガッツボースは当然の行為と認められている。 相撲でも横綱に推挙されるのは、明治大正以前はで30歳を超えてからで、30歳未満では人格の完成度が低いとの理由で如何に強くても大関止まりであった。 外国人力士が多数入門して、相撲の国際化が強まり、今後相撲が純然たる格闘技としてスポーツ化するのであれば、ガッツボースも認められるし、横綱には精神面の品格よりも技術面の強さが求められるようになるのは時代の流れであろう。この意味で、朝青龍も相撲界過渡期の犠牲者と見ることが出来る。 http://www12.bb-west.ne.jp/matuoka/
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/
since 1995
▲このページのTOPへ
★阿修羅♪ > スポーツ1掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。 すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。 |