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9月15日15時33分配信 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090915-00000079-jij-spo
プロ野球の横浜は15日、球界最年長投手の工藤公康選手(46)と来季の契約を結ばないと発表した。工藤は現役続行を希望しており、移籍先を求めることになる。
2年連続最下位が濃厚の横浜は若返りを図る方針で、13日に戦力外通告を行い、コーチ就任を要請。工藤はこの日、現役を続ける意向を伝えてきたという。村上忠則チーム運営部門統括は「球団としてもサポートしたい」と語り、今季終了後に自由契約とし、移籍先探しに協力する考え。
工藤は報道陣に「どこかできるところで最善を尽くしたい。(移籍先は)国内しか考えていない」などと語った。
工藤は4月8日の巨人2回戦(横浜)に先発で今季初登板し、プロ実働年数の歴代最長記録を28年に伸ばしたが、5回8失点に終わり、その後は救援で登板。衰えが目立ち、14日現在で37試合、2勝2敗、防御率6.89の成績だった。5月に46歳で勝ち、セ・リーグ最年長勝利投手の記録を更新している。
西武の主力投手として黄金時代を築いた工藤はダイエー(現ソフトバンク)、巨人を経て2007年から横浜でプレーしていた。通算224勝。