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5月17日17時37分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090517-00000545-san-spo
野球場でのビールがおいしい季節になってきた。3月のWBCでは、侍ジャパンが40%を超えるテレビ視聴率をたたき出すなど、野球人気はまだまだ健在。そんな中で今後、期待されるのが、女性プレーヤーの活躍だ。
1950〜51年のごく短い期間、日本にも女子プロ野球は存在したが、男性に混じってプレーした女性プレーヤーは皆無だった。それこそ、水島新司の『野球狂の詩』のように、漫画の世界…。それを現実に変えてしまったのが、「ナックル姫」こと、吉田えり(17)だ。
茨城ゴールデンゴールズのアイドル、片岡安祐美(22)はクラブチームの所属だが、吉田えりは関西独立リーグ、神戸9クルーズに所属するれっきとしたプロ野球選手。ある意味、彼女はプロ野球界に“革命”をもたらした女子高生といってもいい。
兄の影響で小学2年から野球を始め、中学3年時には投手に転向。レッドソックスのウェイクフィールドばりの“魔球”ナックルボールを繰り出し、ニックネームは「ナックル姫」。
3月27日の開幕戦では2番手で登板し、打者2人に対して四球と空振り三振。見事なデビューを飾った。その後は右肩の張りのため、登板回避の状態が続いていたが、順調に回復し、今月中にも実戦復帰する予定だ。
体力的なハンディもあり、彼女の実力には未知数な部分もある。だが、今後の可能性は無限に広がる。
もしかしたら、NPBからの指名だってあるかもしれない。
もしかしたら、7年後、2016年の五輪で野球が実施競技に復活すれば、24歳の吉田えりをマウンドで見ることができるかもしれない。
それに、彼女に続く第二、第三の“水原勇気”がきっと出てくるはずだ。白球に夢を求める乙女たちに乾杯!