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小沢一郎民主党前幹事長が菅直人首相と党首の座を争うなか、日本の政界を生き抜いてきたひとりの政治家の政治生命がついに終わろうとしている。 最高裁判所は8日、新党大地代表(北海道選出)の衆院外務委員長、鈴木宗男被告(62)の上告を棄却し、懲役2年、追徴金1100万円とした一、二審判決が確定する。最高裁は、鈴木被告が北海道開発局による工事を受注しようとしていた建設会社2社からわいろを受け取り、開発局に働きかけを行ったとする有罪判決を支持した。
鈴木被告は最高裁に異議を申し立てると話しているが、却下される可能性が高く、もしそうなれば、議員資格を失うとともに収監されることになる。また同被告は刑期終了後5年間は公職に立候補できない。
鈴木被告は決定に対して異議を申し立てると話しているが、却下される可能性が高く、もしそうなれば、議員資格を失うとともに収監されることになる。また同被告は刑期終了後5年間は公職に立候補できない。
これが鈴木被告に関する報道の最後となると思うかもしれないが、性急にことを考えてはいけない。彼は政界返り咲きの歴史を持っている。
小渕恵三内閣で内閣官房副長官にまで登りつめた鈴木被告は、2002年に収賄容疑で初めて逮捕される直前に自由民主党を離党した。
刑務所で437日間を過ごした後、捜査が続くなか鈴木被告は2003年に保釈となり、自身の政党、新党大地を結成した。収賄容疑が継続するなかにもかかわらず、2005年衆議院議員総選挙(比例北海道ブロック)で当選した。
鈴木被告が政界に返り咲くことはないとみる向きはもうひとつ思い起こすべきことがある。それは彼が非常に大胆だということだ。2004年4月1日という縁起の良い日に彼は、日本外国特派員協会で日本の政界における倫理観について講演を行っている。
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