http://www.asyura2.com/09/social7/msg/821.html
Tweet |
(喜八ログより全転写)
http://kihachin.net/klog/
「ITユニオン」結成と記者会見(2010-07-07、厚生労働省記者クラブ)
■「ITユニオン」結成と記者会見(2010年07月07日午後2時〜、厚生労働省記者クラブ)のお知らせです。
残業代不払い・長時間労働・パワハラ・多重請負が横行するIT業界を変えるべく、「フリーター全般労働組合」の分会として、「ITユニオン」が結成されます。
また、2010年07月07日(水)14時〜、厚生労働省記者クラブで「ITユニオン」結成報告の記者会見が予定されています。
過酷な労働実態の報告がIT従事者により行なわれるそうです。
■清水直子さん(「フリーター全般労働組合」執行委員・「ITユニオン」担当)から頂いた関連情報を転載します。
(★転載開始★)
ITユニオン結成趣意書
1.結成趣旨
Windows PCが普及した90年代後半からITバブルと称した大きな波が発生し、システムを開発する技術者や、コンテンツを作り出すクリエイターの需要が急速に高まり、多くのITベンチャー企業が勃興した。
しかしITバブルの崩壊以降、コスト削減と称して労働法制を無視した企業が横行し、労働者を「モノ扱い」する経営者が増えた。サービス残業、契約の不履行、偽装派遣、不当解雇、雇い止め、パワハラ、セクハラ、雇用保険加入義務の不履行、社会保険・年金未加入による労災隠しなど、その手口は年々巧妙化している。
例えば、IT業界の「暗黙の了解」として、「残業代は出ないもの」という誤った認識がある。「裁量労働制」や「みなし残業」という言葉の誤用により、多くのIT従事者達は長時間労働という過酷な形での就業を余儀なくされている。
また、退職勧奨を受けた際に、労働法制を知らないことで不当な条件で退職させられるなど、労働者が経営者によって都合良く扱われている。更に、労働基準監督署の指導に従わない企業も多く、その悪質性はとどまるところを知らない。
このような状況に置かれているIT従事者達には、不当な扱いを受けたことによって精神的疾病を患う者も多く、そのような状態になっても労働法制を知らないことで泣き寝入りしてしまうケースが非常に多い。
上記のようなIT業界の現状を打開すべく、私達はIT従事者の雇用・労働条件を守るべくIT ユニオンを結成するに至った。
2.活動内容について
私達はIT従事者の雇用・労働条件確保のために、不当な扱いを行っている経営者に対して労働法制に則って改善・是正要求をしていく。
フリーター労組の趣旨である「1人でも加入できる労働組合」は堅持し、組合員一人一人が「共助」の精神で組合員の労働条件確保に向けて闘っていく。
残念ながら多くのIT従事者は、労働法制を学校などで知る機会を持つことなく社会に出ており、それによって不当な扱いを受けている。この現状を打開すべく、広くかつ分かりやすい形で自らが置かれている状況を認識できるような、分かりやすい宣伝活動を行っていく。それによって不当な扱いを受けても毅然とした態度で経営者に対処できる労働者育成も行っていく予定である。
3.役員
代表:佐藤浩二(IT現職従事者)
事務局長:マイキー小林(フォトジャーナリスト、元IT従事者)
担当:清水直子(フリーター全般労働組合執行委員)
4.今後の活動
・ITユニオンホットライン
《2010年》7月11日(日)13時〜19時
※当日は電話・FAX・メールでの相談を受け付け。
連絡先は以下に表記。
5.連絡先
フリーター全般労働組合
〒160-0023 東京都新宿区西新宿 4-16-13 MKビル2階
電話/FAX:03-3373-0180
web:http://freeter-union.org/union/
E-mail:union@freeter-union.org
ITユニオンBlog:http://it-union.cocolog-nifty.com/blog/
Twitter:http://twitter.com/it_union
(★転載終了★)
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。