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http://www.chunichi.co.jp/s/article/2010061290161045.html
「無縁仏」8割が男性 名古屋市内
2010年6月12日 16時14分
名古屋市内で昨年、独りで死亡し、遺骨の引き取り手のない「無縁仏」となった人の8割近くを男性が占めていることが分かった。全国の独居高齢者のうち、男性は3割以下にすぎない中での“逆転現象”は、地域社会とのつながりが希薄な高齢の独居男性をどうサポートしていくかとの課題を浮き彫りにしている。
引き取り手のない遺骨を管理する名古屋市社会福祉協議会によれば、無縁仏の数は、2000年に比べ1・6倍に増えている。
09年に預かった432人のうち、男性が339人(78%)、女性が89人(21%)、4人が性別不明だった。うち生活保護を受けていた381人の男女比もほぼ同じだった。
入居世帯(76万戸)の孤独死を調査している独立行政法人都市再生機構(UR)のデータも、男性の多さを示す。全国のUR賃貸住宅(旧公団住宅)で、08年度の孤独死613人のうち、男性が416人(68%)、女性が197人(32%)だった。
国内の独り暮らし高齢者は、09年で463万人。男性(129万人)は女性(335万人)のほぼ3分の1にすぎない。生活保護を受ける高齢者の数も女性が男性を上回っており、孤独死を迎える男性の多さが際立っている。
市保護課の担当者は「高齢で経済的に困窮していても、女性は家族や親族とのつながりを保っている場合が多い」と説明。身寄りのない高齢者を支援する「きずなの会」(名古屋市)の小笠原重行専務理事は「もともと家族や地域とのつながりが薄い男性は、失業などで社会との接点を失うと一気に孤独に陥るケースが目立つ」と話している。
(中日新聞)
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