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http://d.hatena.ne.jp/pinsuke/
疑われて解雇
ある事件で、たまたま現場近くにいただけで、無実でありながら疑いをかけられ、
裁判で無罪になった方から直接メールをいただいています
実名を出すことは差し控えますが、その方の場合は、疑われた時点で、すでに
会社の信用を損なっているという理由で解雇されました
長年のアルバイト生活の末、以前よりずっと低い給料で正社員になれただけでも幸運だ
ということでした
今ならもっと状況は厳しく、汚名を着せられての解雇では再就職も困難です
児童ポルノ禁止法の場合も、今の日本で、疑いを持たれただけで解雇される
厳しい労働環境を前提に考えれば、早計に単純所持罪を認めるわけにいきません
ポルノグラフィーの持込や送付は誰でもでき、そこから生じる誤解や罠も想定されます
親が職場で疑われただけで解雇されればその子供も生活基盤を失い
生存の危機にさらされます
子供の権利を守れと言うなら、それも考えるべきです
しかし事実上一度失われた信用は回復できず、損失が戻ることはありません
子供が写真を見られただけで傷つく、という精神的な被害と比べ、無実の人間が
疑いだけで解雇され生活基盤を破壊される実害を軽視してはなりません
考えの足りない善意ほど怖いものはありません
参照
自公が改正案を国会に提出、単純所持禁止
http://www.j-cast.com/2009/11/21054490.html
書きたいことは色々ありますが、時間不足で、切実なことのみ・・・
著作権の延長についても、それ以前に著作権管理団体の問題が指摘されていますね
私があのお方のファンだと言うだけで、何を考えているかご想像がつくでしょう
事実上ほぼ独占状態で、どこに任せるか自由に選べず、詐欺まがいの契約にはめられ、
トラブルがあっても何もしてもらえず、手数料だけは取られ・・・
という幾多の苦い経験、そこからの自立の試みを語るインタビューです
ぜひご参照下さい
http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0606/12/news005.html
新刊告知もあります
本日発売「別冊家庭サスペンス」に「気のきく女」が再録されています
http://www.7andy.jp/magazine/detail/-/accd/T0372472
一見よく気のきく「尽くしたい女」に騙されて、恋人を捨てて3ヶ月しかもたずに捨てられた男が
元カノに戻ろうと甘えて蹴り出される自業自得のお話です
こういう状況で許してしまう女もいますが、私は無理です
この作品の延長で「偽装する女」という作品を描いています
こちらは意図的に男を利用するエゴイストの「女らしさの偽装」を暴いています
女性は生きるために、戦略を立てて経済力のある男性を使おうとしがちです
そういう状況で、女らしさと言われるものは、偽装だと思っています
フィギュアスケートの美しさは偽装でなく実力、個性の表現だから好きです
どちらかと言えば指示通りに動く子供より自分で動く大人が好きです
スケートカナダでロシェットが女子SP1位、男子はアボットがSP1位、
ファイナル進出をかけた鈴木選手は8位、高橋選手が2位発進です
http://www.isuresults.com/results/gpcan09/index.htm
今夜テレ朝で放送されます
感想は見てからまた書きます
急ぐな児童ポルノ禁止法
児童ポルノ禁止法改正案が再浮上しています
しかし問題は残されたままです
社民党保坂展人氏のブログによる情報では
児童ポルノの定義はいくらか狭められましたが、まだ曖昧で不充分であり、
単純所持についても、捜査権の濫用、冤罪で社会的に抹殺される危険があり、
さらに漫画アニメゲーム等の創作物規制も付帯決議に入るらしい
という問題があります
特に三番目は私には他人事ではありません
捜査権濫用、表現規制に歯止めをかけるためにここは与党社会党と
野党共産党に頑張ってほしいと思います
保坂氏の関連記事
議論なしで「児童ポルノ法改正」を急ぐべきではない
http://blog.goo.ne.jp/hosakanobuto/e/9569a418e9fe92a7e2ca439d5c4688e7
児童ポルノ禁止法の議論を「水面下」から引きあげろ
http://blog.goo.ne.jp/hosakanobuto/e/81c482eda98e751592d6a9d3e8985e64
赤旗の関連記事
“表現の自由削られても構わない”
児童ポルノ禁止法改定案で総務相
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2009-02-19/ftp2009021904_04_0.html
そもそも児童買春・児童ポルノ禁止法は児童を守る目的の法律のはずでした
児童買春の当事者の実態について考えさせられるルポ「家のない少女たち」を読みました
http://www.7andy.jp/books/detail/-/accd/32159439
家のない少女たち 10代家出少女18人の壮絶な性と生
作者: 鈴木大介
出版社/メーカー: 宝島社
発売日: 2008/11/10
メディア: 単行本
購入: 1人 クリック: 5回
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なぜ少女が自ら体を売り或は下着や画像を売るのか少女たちに取材してみると
その背景にどうしようもない貧困と虐待があることがわかります
子供がごく幼いうちから適切な介入ができればいいのですが、
児童相談所は基本的に保護した子供を親元に返す方針で、
その結果虐待が加速し死に至らしめる例もあることは周知です
親の暴力から逃げた被虐待児の家出少女を親元に返し親に買春を強要される例もあります
同じく予算を使うなら、効果に疑問のある表現規制の早急な強化より、
速やかに貧困家庭への介入、被虐待児の保護に、一層厚くすべきです
そして買春する男性は、往々にしてごく普通に社会生活を送る妻帯者です
夫の(児童)買春に何も言わない女性も加害者です
アニメや漫画が原因ではないと思います