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「2009年3月24日(火) 内閣委員会議事録(抜粋)」(PDF、民主党参議院議員・柳澤光美氏のHP)
http://www.yanagisawa-m.jp/20090324.pdf
質問:警察が扱った死因不明の異状死体の件数というのが急激に伸びています。
平成20年には16万1838体と言われています。 これは、一つは自殺の問題もあります。 それから、
高齢者の孤独死の問題もあります。 これはもう毎年毎年増えてきている。 10年前の今1.5倍になっている。
ところが、一方で司法解剖とか行政解剖を執刀する解剖医というのは、
19年の12月時点で132人しかいない。 年間どうやっても1万5000体が限界。 だから、10分の1もできない。
しかも、今後解剖医のなり手がますますいなくなる。 小児科医、産科医に比べもっと、
本当に開業医になることも難しいという中で、実は解剖率は今もう10パーを切って9%台をうろうろしているんですが、
アメリカでは50%、イギリスが60%、実は自殺対策を国を挙げて取り組んだフィンランドは100%なんですよ。
そういうことも踏まえて、フィンランドは3割以上の自殺者が減るという対策を取られているんですが。
実は、現在、異状死体の9割というのは専門知識の不十分な警察官とか、
立会いのお医者さんもほとんど経験がない方が、見るだけでもう判断をする。
それが解剖に回るとかというルールもない中で16万体を超える処理がされていってしまう。
政府参考人:委員のおっしゃるとおり今問題状況でございまして、そして警察は、
異状死体といいますか不自然死体をまず最初にすべて扱います。外から見るいわゆる検視を行います。
したがって、まずその検視の精度といいますか、能力が高くないと見過ごすというのが、現行制度上はそうでございます。
そこから犯罪の疑いありという事になりますと、いわゆる司法解剖という事になってくるわけでございますが、
ご指摘のとおり解剖医の先生方の数がなかなか増えないと。
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政府の統計には実態を表さないものが多い。自殺数について 08 年 6 月 22 日
http://www.asyura2.com/08/senkyo51/msg/359.html
いい加減、変死体を除いた自殺者数が実態を表した統計なのか、気づいて欲しいですが 08 年 6 月 19 日
http://www.asyura2.com/08/senkyo51/msg/293.html