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8月4日20時34分配信 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090804-00000223-jij-soci
初の裁判員裁判2日目の審理が開かれた東京地裁。女性裁判員の1人は4日午後、殺害された女性の長男(37)の証人尋問で、「説明が供述調書と違う」と率直に問い掛けた。
「母の名誉回復のため、ここに座っている」。長男は証言台で、ハンカチを手にむせびながら訴えた。長年のトラブルを理由に、母親の落ち度を強調する藤井被告の主張を、「でたらめで、真に受けて真実から目をそらさないでほしい」と、法壇の裁判員と裁判官に向けて述べた。
裁判長に「裁判員4号さん」と呼ばれた女性裁判員が質問。母親について「きつい性格」と述べた事件当日の警察での供述調書についてただすと、長男は「(当時は)頭の中がぼうっとしていて、調書を読んだのかも覚えていない」と答えた。
「刑を軽くしようとは思っていない」「謝って済む問題ではない」。この後、藤井勝吉被告(72)は被告人質問でこう述べる一方、「ぶっ殺す」との声を聞いたとする住民らの証言を、うそだと主張。「最初に刺した後は、どこをどうやったか分からない」と、犯行の途中から錯乱状態だったと強調した。