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http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2009071502000160.html
【社会】
生活保護者が相次ぎ孤独死 三重・桑名で60代男女
2009年7月15日 朝刊
三重県桑名市で、生活保護を受けていた無職の男女2人が、今月初めに相次いで孤独死していたことが分かった。同市では4月下旬、生活保護対象から外れた男性(53)が約4カ月後に孤独死する問題が起きたばかり。市は対応を強化するとしていたが、既存の受給者対策は遅れた形だ。
市や桑名署によると、6日に同市江場で男性(66)が、7日には同市森忠で女性(61)が死んでいるのが見つかった。男性は6月28日ごろ、女性は同月30日ごろにそれぞれ病死したとみられる。
市によると、男性は6月9日に市役所に生活保護費を受け取りに来た際に、女性は5月12日に市職員が訪問し、それぞれ市の担当職員と話をしていた。いずれも健康などの問題はなかったという。
桑名市は、4月の問題を受け、新たに生活保護を受ける人については本人の了解を得て民生委員に情報を伝えるなどの対応を決めるとともに、既存の受給者に対しても積極的に自宅を訪問することにしたが、回数を増やすなどの対策は取っていなかったという。
市の関係者は「法で定められた定期訪問は行っており、対応に落ち度はないと考えているが、今後は訪問などの際、既存受給者にも民生委員への情報提供の了解を得ることを考えたい」としている。