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有効求人倍率:4月、過去最低の0.36倍 二本松、須賀川では0.19倍 /福島【毎日JP】
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20090530ddlk07020242000c.html
福島労働局は29日、4月の県内有効求人倍率(季節調整値)が1963年の調査開始以来、過去最低記録を更新する0・36倍に落ち込んだと発表した。タイ記録になった前月を0・03ポイント下回り、全国ではワースト7位タイとなった。製造業の一部で求人が増え、非正規労働者の雇用調整の悪化が鈍化するなど底打ち感も出ているが、この状態が数カ月続くとの見方も示している。【松本惇】
地域別の有効求人倍率は▽県北0・28倍▽県中・県南、会津各0・30倍▽いわき0・41倍▽相双0・47倍−−。特に二本松と須賀川の両地域で0・19倍を記録するなど、中通りの落ち込みが激しい。
新規求人数は前年同月比25・4%減の7657人。産業別では▽建設業18・9%減▽製造業47・8%減▽医療・福祉業20・8%減−−。製造業では在庫調整が一段落し、食料品や輸送用機械器具などの分野で求人が増えている。
一方、昨年10月から今年6月に失職の非正規労働者は前月から259人増加し、全国ワースト6位の7079人に上る。「派遣労働者を増やす企業もあり、非正規労働者の雇用調整は底を打った状態にある」(同労働局)という。
4月の正社員の解雇数(1社で10人以上の解雇が調査対象)は191人で、前月から283人減少した。4月より年度末の3月に離職者が多いのは毎年の傾向で、楽観視はできないという。同労働局は「大手企業の雇用調整の情報もあり、今後離職者が増えることも考えられる」と話している。
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クローズアップ2009:求人倍率最低 雇用土砂降り
毎日新聞 2009年5月30日 地方版