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5月29日7時8分配信 西日本新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090529-00000007-nnp-l40
福岡市の工事作業員派遣会社が、今年3‐4月に解雇した従業員23人を、北九州市が設置する「ホームレス自立支援センター北九州」やJR小倉駅(いずれも同市小倉北区)の近くまで車で連れて行き、置き去りにしていたことが分かった。市が28日に開いたホームレス自立支援推進協議会で報告した。
従業員は22‐63歳の男性で、センターに保護を求めた。センターを運営する特定非営利活動法人(NPO法人)北九州ホームレス支援機構によると、従業員の中には、会社側から「センターで食事と仕事を紹介してくれると言われた」「連れてこられたことを口止めされた」と話す人もいた。
支援機構の奥田知志理事長は「従業員を放置した法的責任を問うのは難しいが、人道的に問題がある」と話している。
センターは、ホームレスの人たちに食事や宿泊場所を提供し職探しを支援する施設。支援機構によると、23人のうち1人が既に入所。2人が6月に入所予定で、4人が入所待ち。残る人は、生活保護を受けたり、雇用促進住宅に入って職を探したりしているという。この会社は、西日本新聞の取材に対し「後日回答する」とだけ述べた。
福岡労働局(福岡市)も問題を把握しており「解雇の方法などに問題があれば指導する」としている。
=2009/05/29付 西日本新聞朝刊=
最終更新:5月29日7時8分