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アジア・チャンピオンズリーグ1次リーグ最終戦が19日、各地で行われ、G組の鹿島はアウェーで上海申花(中国)と1―1で引き分けて1位突破を決めたが、MF野沢拓也(27)が上海申花サポーターにレーザー光線を浴びる悪質な妨害行為を受けた。また、後半22分に興梠慎三(22)が相手DFに乗り上げられて右胸を負傷し、救急車で病院に搬送されるアクシデントも発生した。
想定外の荒れた試合となった。後半22分、荒っぽいプレーが目立っていた上海申花のDFに乗り上げられた興梠が、右胸を押さえてピッチにうずくまる。担架に乗せられてピッチ外に運ばれると、そのまま大迫と交代した。試合後、チームドクターとともに救急車で近くの病院に直行。「(肋骨に)ひびが入っているのか、折れている疑いがある」と鈴木満取締役強化部長は説明した。
上海申花サポーターからも妨害を受けた。後半、CKを蹴るためにコーナースポットに近寄った野沢は右目の下あたりに緑色のレーザー光線を浴びた。野沢は「レーザー?当たってたよ。何かピカピカ光っていた。気にはならなかったけど、危ないよね」と険しい表情で話した。試合後、鹿島関係者はレーザーの照射された様子が分かる証拠写真を提出してマッチコミッショナーを通じてアジアサッカー連盟(AFC)に抗議。ピッチにペットボトルも投げ入れられ、上海申花の関係者からは謝罪を受けた。
それでもチームは成熟したサッカーで狙い通りの勝ち点1を獲得した。前半9分にDFミリガンに先制点を決められたが、同31分にはMF本山の右クロスをFWマルキーニョスがヘディングで合わせて右サイドネットに流し込み、同点に追いついた。「引き分けでもいい試合で、ゲームをコントロールしていて大人のサッカーができた。成長したと思う」。上海申花のラフプレーに冷静に対処したイレブンには、鈴木満取締役強化部長も納得顔だった。
1位突破を決めて、一発勝負の決勝トーナメント1回戦(6月24日)はホームで戦うことができる。「途中からラフプレーが増えてきて、一刻も早く試合が終わってほしいと思っていた。ケガ人なしで帰国したかったけど、残念ながら興梠が負傷してしまった」。大きな引き分けにもオリヴェイラ監督は怒りを隠しきれなかった。
2009年5月20日(水)(スポーツニッポン) - goo ニュース
http://news.goo.ne.jp/article/sponichi/sports/kfuln20090520002001.html