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ハンセン病:市民学会始まる 「療養所、共生シンボルに」−−鹿屋 /鹿児島【毎日JP】
http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20090510ddlk46040344000c.html
ハンセン病問題の全面解決を目指す「ハンセン病市民学会」の第5回総会・交流集会が9日、鹿屋市で始まった。
この日は市文化会館で基調報告などがあった。
10日は市内の国立ハンセン病療養所・星塚敬愛園で分科会などがある。
開会式で同学会共同代表の内田博文・九大教授は「療養所が地域に開放され隔離のシンボルから共生のシンボルになるために、市民学会の活動が希望のともしびになるよう期待する」とあいさつ。
基調報告では星塚敬愛園の入所者、山口トキさん(87)がビデオ参加。
強制隔離時代の「無らい県運動」で警官らの“患者狩り”から逃れ3年間、山中で過ごした日々を報告。
「人生を台無しにされた人たちの面倒を、国は最後までみてほしい」と訴えた。
またハンセン病国賠訴訟・西日本弁護団の徳田靖之弁護士は療養所の将来構想に触れ「私たちも加害者だったという反省の上に立って療養所との共生を語るべきだ。
療養所を利用するという視点では入所者との信頼関係は築けない」と述べた。
【新開良一】