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日本人がおとなしすぎるんじゃないの?
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http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20090313/189022/
中国、リストラ禍の日系企業
人員削減、日本流は通じず暴力沙汰にも
中国で日系企業の工場が“荒れる”のは、この10年で3回目である。2005年の反日デモ、2008年に広がった労働争議。そして今、リストラを巡るトラブルが表面化し始めた。
2月25日、北京市にあるパナソニックグループの現地法人で、社長ら幹部が数時間にわたって多数の従業員に取り囲まれるという騒動があった。スピーカーなどを製造している北京松下部品が、その舞台。同社のリストラ案に対して不満を表した従業員が工場内の事務室に押し寄せたのである。
その日、北京松下部品は従業員に「希望退職」を募ることを表明した。すると、退職者に支払われる補償金の基準について一部の従業員が反発し、条件見直しを経営陣に迫ったのである。その過程が報道関係者によって伝えられ、騒ぎが大きくなった。
広東省深セン市でも3月3日、プラスチック製品を作る日系企業の本社社長や現地法人社長が、工場長や従業員などに暴行を受けて負傷する事件も起こった。汚職の疑いのある工場長らの解雇を巡るトラブルだとされている。
中国では労働条件や退職時の補償金などを巡り、従業員が抗議したり、労働局に訴えたりすることは日常茶飯事。だが、今回のように、実力行使に至るケースはほとんどなかった。
いくつかの背景がある。まず1つは、本社の業績悪化や中国工場の稼働率低下により、日系企業の中国拠点にリストラの嵐が吹き荒れている点だ。従業員の側も必死だ。1年前なら別の職場を探せたが、今は再就職も簡単ではない。急激な雇用環境の悪化によって、企業への態度を硬化させている。
大繁盛の「リストラ講習会」(以下略)