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“加害者救済法成立”とは何ともショッキングなタイトル・ネーミングだ。
“被害者救済法”と呼称されている水俣病特措法が、その内実は、
“加害者救済法”と呼ぶべきものに堕してしまっている。
この極めて欺瞞的な“虚構”を暴く視座を与えてくれるものとして
緒方正人氏の魂の叫びを受け止めねばならないと思う。
水俣病2度目の幕引きへ〜加害者救済法成立〜
http://www.youtube.com/view_play_list?p=2F4011373B96315A
http://www.veoh.com/browse/videos/category/news/watch/v19464922xxsDwCGH
水俣病2度目の幕引きへ〜加害者救済法成立〜
http://www.e-jnn.com/cgi-bin/vtemp.cgi?dir=onair/090921015000
7月水俣病特措法が成立した。
水俣病の認定基準に満たない未認定患者の救済を標榜しているが、
実質的には加害企業チッソを救済する法案と言っても過言ではない。
その中核をなすのが「分社化」だ。
現在のチッソを補償会社(親会社)と事業会社(子会社)に分離して、
子会社株の配当やその売却益を患者補償の原資にしようというもの。
補償金の支払いのめどがつくと補償会社は清算される。
つまり、公害の原因企業が消滅することを、法的に認め、分社した事業会社は、
公害とは関係のない企業に生まれ変わることを認める内容となっている。
その一方で、未認定患者の救済については、
一時金の額や対象者を決める方法などは先送りされている。
国は、この法律をもとに、1995年に続く第2の政治決着を行い、
今度こそ水俣病問題の最終解決を図ろうとしている。
何故このような法律が成立したのだろうか。
この法案の成立に反対した水俣病被害者緒方正人さん(56歳)は、
「痛みの共有を全てお金でしようとするからだ」と指摘する。
緒方正人さんの視点を中心に、水俣病の歴史を改めて振り返り、
公式確認から53年目の今を検証する。
「個の責任」に立ちかえれ 緒方正人
http://blog.goo.ne.jp/harumi-s_2005/e/d9fe7238c1f67934c57f4aece45f13da
http://www.kscilab.com/Asahi/090618-2.jpg
インタビュー・緒方正人
http://www.southwave.co.jp/swave/6_env/ogata/ogata02.htm
<参照>
水俣病2度目の幕引きへ〜加害者救済法成立 / 水俣病一斉検診 / 水俣と向きあう:土本典昭
http://ima-ikiteiruhushigi.cocolog-nifty.com/gendaisekai/2009/07/2009-53f6.html