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2009年 12月 10日
ルース大使は怒っていなかった
アルルの男・ヒロシです。
「きっこのブログ」などでも既報だが、岡田克也外相によると、ルース駐日大使は、産経の報道するようには「激怒」していなかったとのこと。
産経は北朝鮮関連で飛ばし記事が多かったが、日米関係でも飛ばしすぎるということが分かった。保守派はなぜか、毎日新聞の記事ばかりをたたくが、その理由はよく分からない。(例のHENTAI記事か?)要するに、「毎日新聞」ばかりが変なのではない。外務省のHPより転載。
(貼り付け開始)
【フリーランス 岩上氏】実際に米側の当局者と最前線で触れ合って、米側の圧力というか、米側の要望の強さというものを肌で感じて、仄聞ではなく、大臣のお言葉として、「合意どおりに履行してほしい」という米側の要望の強さというものは、如何なるものなのか、ご説明いただけないでしょうか。4日にルース大使は、顔を真っ赤にして怒鳴り上げたとか、マイケル・グリーン(米戦略国際研究所日本部長)、リチャード・アミテージ(元米国務副長官)が来日して、「辺野古という元々の合意案にならなければ、日米同盟は亀裂が入って元に戻らないだろう」とまで言っているシーンが繰り返しテレビに流されたり、或いは、新聞等の日本のマスメディアが、「もし、民主党政権により、元々の日米合意である辺野古案にならなかったら大変なことになる」ということが連日書かれている訳です。それを見ていると、国民は大変不安に思っています。実際のところ、どれほど「年内、辺野古」という米側の要求を丸飲みしなかったら、日米同盟は危機的なものになるのか、直接、国民にご説明願えないでしょうか。
【大臣】議論の前提として、米側が圧力をかけているとか、そういうことは全くありません。ただ、私(大臣)の政治家としての経験の中で、この問題はしっかりと対応しないと、日米関係で双方に深刻な信頼関係の喪失といいますか、そういうことになりかねないという危機感を持っている訳です。ルース大使との議論も、誰かが見ていたようなことを書いていますが、全くの創作です。もちろん、ルース大使もしっかりと自らの主張を言われましたが、別に顔を真っ赤にするとか、怒鳴り上げるとか、冗談じゃないと思っております。私(大臣)、北沢防衛相、ルース大使と通訳しかいませんから、何を根拠にそのようなことを言っているのかと思います。アーミテージさんは知りませんが、マイケル・グリーンさんは、従来からかなり厳しいことを言っておられることは承知しております。共和党の人間ですから、ある意味当然だと思います。グリーンさんが言っていたのではありませんが、昨日も民主党系の人と議論したときに、やはり米国にもいろいろな人がおり、今の日本の民主党や米国の民主党をいろいろと攻撃し、その関係を悪くすることが望ましいと思っている人もいて、様々な意見が出てくるという話を聞いたところです。日本の政界もそうですが、いろいろな意見があることは当然だと思います。それをどれくらい真に受けるのかという問題だと思います。
12月8日記者会見
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/kaiken/gaisho/index.html#3-B
(貼り付け終わり)
日本のメディアでは辺野古のことばかり報じられるのに、海外のメディアでは、海兵隊8000人のグアム移転の話ばかり。
結局、アメリカ側では、最終的にはグアムへの全面移転を前提に、出来るだけ日本から移転費用をせしめようとしているだけだろう。昨日の「報道ステーション」では、グアムでは移転を期待するゼネコンが多数居るということ。移転がこけて、困るのはむしろアメリカなんだな。 海兵隊はあくまで上陸強襲部隊ですから「有事」に必要な存在で、平時には必要ない。必要なのは米太平洋軍(第7艦隊)のプレゼンスだというのが小沢の持論。これもそのとおり。あとは外交努力と自衛隊でやるしかない、ということでしょう。
岡田外相は、アメリカ側の態度の変化を、国民に対して正直に語るべきで、その上で、新しい日米合意をきっちりと策定するのが筋だろう。基地問題での密約があればそれも公開すべきだ。
メディアが日米安保利権にべったりだから、まともな報道がないわけですね。(「東京新聞」はまともだが)
小沢一郎が、中国に観光客を送り込んで、バランスを取ろうとしているのも分かる、分かる。