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本当の東アジア外交がスタートした。
日中の国交を切り開いた祖・田中角栄から続く、小沢一郎の訪中こそがすべての行方を左右する大事な外交だ。
普天間問題、世界経済の行方、日本の財政危機など、問題山積の鳩山政権において、実質日本の最高権力者がこの時期、このタイミングで訪中する事は最高のタイミングだと思う。
中国は、今年最後で最高の待遇を小沢訪中団にすることだろう。
小沢がどう動くか?
国民はしっかりと見守らなくてはいけないですね。
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【主張】小沢訪中団 国益に資する議論を望む
【転載元:http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/091210/stt0912100304003-n1.htm】
民主党の小沢一郎幹事長をトップ(名誉団長)とする訪中団が10日出発する。輿石東参院議員会長ら計143人の衆参両院議員に支持者らも加わり、総勢は実に600人以上にのぼる。
「心と心の交流」(訪中団の案内状)を強調する小沢氏は胡錦濤国家主席と会談する予定だ。日中両国の意思疎通を図るうえで、顔合わせの意義はある。
だが、米軍普天間飛行場の移設問題で日米関係の亀裂が拡大しつつあるこの時期、日本からの大がかりな訪中団が世界に与える印象は、必ずしも日本の国益にかなうとはいえまい。
議員の参加者は6つのグループに分かれ、外交、商務、環境保護など分野ごとに中国政府の関係機関や軍事施設、経済技術開発区、農村などを訪問するようだ。わずか3泊4日の日程だが、突っ込んだ意見交換を求めたい。
小沢氏は北京には1泊しかせず、翌11日には韓国・ソウルへ飛んで李明博大統領との非公式夕食会にのぞむ別日程をとる。自国の国益を守る毅然(きぜん)とした姿勢をみせてほしい。
今や中国は日本にとっての最大の貿易相手国であり、最大の投資先だ。日米も欧州も、金融危機と同時不況から抜け出すためには、今年も8・5%の成長率が見込める中国経済に頼らざるをえない現実がある。
しかし、政権党がかかわった訪中団である。中国が一党独裁国家であり、日中間の多くの懸案が未解決のままであることを念頭に置くべきだ。
最近では日中両国が共同開発で合意している東シナ海のガス田に関し、日本が出資予定の「白樺」で中国側が一方的に掘削施設を完成させた。背景に、エネルギー資源の確保を目的とする軍事力、とくに海軍の増強路線があることも忘れてはならない。
訪中団には先の衆院選で初当選した新人議員が約80人も含まれている。ガス田問題のほか、軍事力の透明化、ギョーザ中毒事件を教訓とした食品の安全対策など、中国側と議論するテーマは少なくないはずだ。将来につながる経験の場としてほしい。
両国の間には、「日中友好」では律しきれない複雑な利害の対立が生起している。そうした問題を糊塗(こと)したり封じ込めたりすることのない「真の友人関係」の一助となる訪問を期待する。
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