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http://www.47news.jp/CN/200912/CN2009120801000917.html
総務副大臣がブログで民主批判 扶養控除見直しで
政府税制調査会メンバーの渡辺周総務副大臣が7日付の自身のブログで、焦点の扶養控除成年部分(23〜69歳)の廃止問題についてこれまで国民に明確に説明してこなかったとして「民主党は誰の味方か」と強く反発した。
税調メンバーが協議中の課題に関しブログで意見表明するのは異例。賛否真っ二つのため世論に訴える手に出たようだが、政策論議での場外戦に批判も出そうだ。
渡辺氏は財源確保の観点から扶養控除見直しが進められていると指摘。「(民主党は)ムダの見直し、特別会計の見直しなどで財源は出てくるはずだ、と言い続けた。期待して投票した人たちは、まさか自分たちの懐から最初に負担する議論になるとは思わなかったはずだ」と反論した。
さらに、一定の所得層は負担増となる総務省試算を紹介した上で「『雇用悪化で働きたくても働けない家族を養っている世帯がなぜ、最初にしわよせを受けるのか』と反対をしている」と議論の様子も紹介している。
2009/12/08 19:36 【共同通信】
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http://shuwata.exblog.jp/12458635/
税調大詰め(渡辺周の今日の一言)
ムダの見直し、特別会計の見直しなどで財源は出てくるはずだ、と言い続けた私たち民主党政権。
民主党の税調がスタートして2カ月、方向性が決まったのはたばこ税の引き上げと、15歳までの扶養控除の廃止。もちろん閣議決定まで見直しもあるかもしれないが、民主党政権に期待して投票した人たちは、まさか自分たちの懐から最初に負担する議論になるとは思わなかったはずだ。
たばこ税増税は脱たばこに向けての第一歩、年少扶養控除廃止は”こども手当”の導入と引き換え、と理解を求めるためなんとか説明できる。しかし23歳から69歳までの成年扶養控除の部分は手当もなく、この部分がなくなると、総務省の試算では世帯主300万円から500万円の層では5万2千円から6万5千円の負担増となる。
私は孤軍奮闘、毎日の税調で”雇用悪化で、働きたくても働けない家族を養っている世帯がなぜ、最初にしわよせを受けるのか”と反対をしている。
税調の議論の中で、扶養控除廃止と書いてあるのだから、当然、成年扶養も入る、と後付けのような理屈も出てくるが、少なくとも成年扶養控除までなくなると説明はしていない。保険や旅行の契約書のように、気がつかないアンタが悪い、となどという騙しうちの理屈は絶対許されない。
民主党政権は、誰の味方なのか、財源は既存予算の見直しだったはずだ、そもそもを忘れては絶対だめだ。