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五輪招致、PR映像10分見積額5億
都議会民主「算出甘すぎる」
2016年夏季五輪招致を巡り、都が最終招致演説を行った国際オリンピック委員会(IOC)総会で放映した、10分間のPR映像制作の見積額が約5億円に上っていたことがわかった。9日の都議会一般質問で、都側が明らかにした。実際の契約額について都は「委託先と交渉中のため答えられない」としているが、民主党は「見積額の算出が甘すぎる」と迫った。
PR映像は、10月2日にコペンハーゲンで開かれたIOC総会で、石原知事や鳩山首相らが、東京の開催計画などを説明した際に放映された。建設予定の競技会場をコンピューターグラフィックス(CG)で再現し、競技に取り組む日本人選手の姿なども盛り込んだ。質問に立った民主の栗下善行議員は、12年夏季五輪招致に成功したロンドンが用意したPR映像は、「14分の映像で約1億7000万円だった」と指摘。都のPR映像の見積額は不当に高いとし、算出方法に疑問を呈した。
これに対し、都側は「五輪招致でロンドンが契約していたコンサルタントから助言を受けて算出した」として適正価格だったと主張。しかし、見積額算出のための情報収集については「存分に集められなかった」とした。
(2009年12月10日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyo23/news/20091210-OYT8T00126.htm