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12月9日19時48分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091209-00000611-san-pol
【グアム=大谷次郎】北沢俊美防衛相は9日(日本時間同)、社民党などが求める米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)のグアム移設について「日米合意から大きくはずれる。そのことを期待して何かをしようと思うと頓挫(とんざ)する」と述べ、移転先の選択肢には入らないとの考えを示した。米領グアムの米軍基地視察後、同行記者団に語った。
移設問題の年内決着を先送りする政府方針については「決着の遅れは米軍再編にかなり影響が出る。日本の責任も重い」と異例の指摘を行った。
平成18年に日米両政府が合意した在日米軍再編のための工程表では、普天間飛行場のキャンプ・シュワブ(同県名護市辺野古)沿岸部への移設とセットで、沖縄駐留海兵隊約8000人がグアムに移転することになっている。
北沢氏は、普天間移設を先送りし、日米合意にある海兵隊8000人のグアム移転を先行実施することについて「グアムでは(海兵隊移転を)予定通り進めたいという気持ちが強い。こっちだけ片づけ、こっちは後回しというのは難しい」と述べ、困難との見方を示した。
一方、社民党党首の福島瑞穂消費者・少子化担当相は9日の記者会見で、キャンプ・シュワブ沿岸部への移設について「(海上埋め立て工事の)利権のために基地をつくることは許されない。党としてきちんと調査する」と述べた。