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(回答先: 政府、補正上積み方針固める…国民新に譲歩 12月7日16時23分配信 読売新聞 投稿者 新世紀人 日時 2009 年 12 月 07 日 18:22:40)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091207-00000068-reu-bus_all
経済対策の財政支出、8兆円へ拡大なら国債追加発行も視野
12月7日16時11分配信 ロイター
[東京 7日 ロイター] 2009年度第2次補正予算を含む経済対策の8日の閣議決定を目指し、政府は7日も調整を続けているが、財政支出が8兆円程度に拡大すれば赤字国債の追加発行も視野に入り、2010年度当初予算の編成作業本格化に向けて財政規律への警戒感が高まる可能性がある。
政府は12月上旬にも策定する予定の10年度予算編成の基本方針に国債発行額の上限を定める方針だが、国債発行額や特別会計の見直しなど財源をめぐる与党間の足並みの乱れが懸念される。
政府は4日、2次補正予算を含む経済対策の閣議決定に向けて断続的に協議を行ったが、政府が提案した財政支出7.1兆円に対し、地方支援の上積みで8兆円規模を主張する国民新党の亀井静香代表(郵政・金融担当相)が譲らず、決定を8日に持ち越した。
7日午後に入っても両者の溝は埋まっておらず、国民新党側は「(8兆円の考えに)変化はない」(下地幹郎政調会長)とボールは政府側にあるとの見解を示している。
一方の政府側は、亀井代表と会談した平野博文官房長官が4日夕の段階で「最後の詰めであり、(7.1兆円よりも)上積みされると思っているが、わからない」と規模拡大を示唆。国民新党が主張する8兆円程度への増額を含めて対応を協議しているもようだ。
政府は対策の財源として、09年度第1次補正予算の見直し分の2.7兆円のほか、市場金利が低水準で推移していることによる国債費の余剰見通し分などを充当する方向だが、対策規模が拡大すれば追加の財源措置が必要になる。
鳩山由紀夫首相は4日夕、「さらに積み増せと言ってもそう簡単にはできない。財政規律もある」と強調。藤井裕久財務相はこれまで、経済対策における赤字国債の追加発行や特別会計の見直しに否定的な見解を繰り返し表明しているが、財政支出が拡大すれば赤字国債の追加発行に迫られる可能性も否定できない。
今回の2次補正をめぐる与党内の混乱が、10年度当初予算の編成作業に与える影響は少なくない。年内編成というスケジュールもさることながら、懸念されるのは、政府が財政への信認確保のために重視し、予算編成の基本方針に明記する「国債発行額の上限」など財源問題への対応だ。
国民新党は経済対策において、特別会計の積立金などから年間20兆円、2010年度以降の3年間で計60兆円を一般会計に繰り入れ、その後に特別会計に繰り戻すなどとする国債増発回避に向けた独自案を示しているが、政府内には「赤字国債の発行と違いはない」と否定的な声も聞かれる。「財源ありきの議論はだめ」(亀井代表)と主張する国民新党との食い違いが財源問題で再び表面化すれば、財政規律に対する市場の懸念が高まる可能性がある。
(ロイターニュース 伊藤 純夫記者:編集 田巻 一彦)
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最終更新:12月7日16時11分
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