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(2009/12 /05-21:19)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009120500369
岡田克也外相は5日午後、沖縄県名護市を訪問し、米軍普天間飛行場(宜野湾市)移設問題に関する対話集会に出席した。この後、外相は那覇市内で記者会見し、「日米合意を一方的に白紙に戻すことは、信頼関係がなくなると危機感を持っている。外相として何とか打開しなければいけない」と述べ、キャンプ・シュワブ沿岸部(名護市)に移設する現行計画を変更した場合は、日米同盟関係に深刻な影響が及ぶとの認識を示した。
集会で外相は「米国は海兵隊がグアムに行くことと空いた基地を沖縄に返すことは、辺野古への移転が実現して初めて可能になるという論理展開だ」と指摘した。
外相の沖縄入りは11月中旬に続いて2回目。普天間問題の解決に向けて地元の声を直接聴取するのが目的で、集会には民主党支持者ら約100人が参加した。
出席者からは、先の衆院選で沖縄県の民主党候補が普天間の県外移設を訴えたことに関し「公約を守ってほしい」との声が上がった。これに対し、外相は「マニフェスト(政権公約)には普天間という言葉は含まれていないが、念頭にあったことは事実だ」と釈明した。
また、移設先の決定には時間をかけるべきだとの意見に対し、外相は「拙速な結論は出すつもりはないが、時間がない」と述べた。
会場となった公民館前には、県内移設に反対する市民らが横断幕を持って立ち並び、外相が車で公民館から出る際、「公約を守れ」「辺野古移設は許さない」などと訴えた。