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2009年12月4日
自民支持団体も陳情
民主党県連(大畠章宏代表)が、業界団体からの陳情を受け付ける「意見・要望を聴く会」が3日から、水戸市中央の水戸市民会館で始まった。4日まで2日間で計41 団体代表者と面談する。8月の衆院選で関連団体が民主党を支援した県医師会のほか、自民党県連に関連団体の職域支部を設けるなど長年にわたって自民党を支持してきたJA、看護協会、歯科医師連盟、中古自動車販売協会なども参加した。
民主党本部が、各種団体からの陳情窓口を党幹事長室に一本化したことに伴う陳情受け付け。県内の約100団体に参加を呼び掛け、2日で41団体が参加する。5日以降も面談の申し込みがあり、最終的に約50団体の陳情を受け付けるという。
面談時間は1団体当たり20分間で、県連から藤田幸久副代表、福島伸享、柳田和己常任幹事の国会議員3人と、長谷川修平幹事長など県議6人が面談に臨んだ。受け付けた陳情は県連で精査した上で、早急に党幹事長室に上げるという。
藤田副代表は「国民生活は想像以上に困っているということを実感した。各団体からの要望を整理し、優先順位を付けて実行性の高いものはすぐに党幹事長室に上げていきたい」と話し、参加団体の多くがこれまで自民党を支持してきたことについては「かなりの団体が自民党と付き合ってきたが、結果は逆だった(業界団体の要望はかなえられなかった)のではないかという印象を持った」と、これまでの自民党政治や業界団体との関係を批判した。
面談に訪れた業界団体からは、「よく話を聞いてくれたし、課題をきちんと質問してくれた。自民党県連の場合、一堂に会して陳情を行うのでやり方は違う。自民党県連にもこれまで通り陳情を続ける」(県看護協会の村田昌子会長)、「個別に時間を区切って対応してくれた」(県中古自動車販売協会の磯崎孝会長)、「政権与党は民主党だが県議会は自民。中央と地方にねじれがあり苦慮している」(県歯科医師連盟の比企利枝子理事長)、「時代が変わるといろいろなことが変わると思う。業界の声をこれからどう伝えていくか、業界としてまだ結論は出ていない。どう変わるか、まだ分からない」(県測量設計業協会の三上靖彦副会長)などと評価する声と同時に戸惑いの声も聞かれた。