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http://news.livedoor.com/article/detail/4484100/
米軍普天間飛行場移設問題―橋下知事、「基地負担は、逃げる問題ではない」
2009年12月03日08時39分 / 提供:PJ
橋下知事は、定例記者会見で、沖縄の基地負担軽減に関する自身の考えを示した。(撮影:渡辺直子、12月2日)
【PJニュース 2009年12月3日】米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題をめぐり、大阪府の橋下知事は、沖縄の基地負担軽減に資する空港として、関西国際空港、神戸空港を挙げ、一部訓練の受け入れ先として検討すべきだという意向を示した。
これを受け、沖縄の国会議員、下地幹郎政調会長(国民新党)、阿部知子政審会長が2日、大阪府庁を訪れ、知事の真意を確かめたようだ。
知事は、会談後、定例記者会見の場で、下地会長らを知事室に招き入れ、非公開で会談した事実を記者団に語った。そのうえで、あらためて、沖縄の基地負担軽減に関する知事の考え方を述べた。
知事は「基地負担は逃げる問題ではない。みんなで考えたい。ぼくが、安保政策のことを、全く考えられる立場ではない。安保政策は対外的なことになるので、一府知事が、口を挟んではいけないと思っている。ただ、求められたら、できることはしたい」と述べた。
さらに、「今の時点では『関空で受け入れる』とは言えないのであって、政府が一つの案を作ったなら、政府案を検討したい」と話した。
知事は、下地政調会長らにも「政府から正式に話があれば、しっかり論議したい」と語ったという。下地氏らは週内にも岡田克也外相や平野博文官房長官ら関係閣僚に会い、橋下氏の意向を伝えるそうだ。
新聞報道などによると、「岡田克也外相は1日午後の記者会見で、米軍普天間飛行場問題をめぐり、橋下知事が関西国際空港などへの移設の可能性に言及していることについて『日米同盟に伴う負担が沖縄に偏っているのを軽減するために日本全体として努力をしなければいけないという発言だから歓迎したい。真意を把握していないから、一度よく聞いてみたい』と述べた」としている。【了】
パブリック・ジャーナリスト 渡辺 直子