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2009年12月1日(火)の衆議院総務委員会における塩川鉄也議員(共産党)と原口総務大臣との質疑応答を一部書き起こしました。
動画は下記URLの「塩川鉄也(日本共産党)」をクリックすれば見ることができます。当該個所は1:50あたりからです。
http://www.shugiintv.go.jp/jp/video_lib3.php?deli_id=40047
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塩川:(前略)そういう点でかんぽの宿やメルパルクの資産売却に多くの疑惑がありました。この委員会でもずいぶんこの問題での質疑が行われてきたところであり、その点では、原口大臣もその先頭に立って来られたわけでございます。今回の法改正は、やはりこういう疑惑の解明と一体であってこそ、意味があると考えております。
原口大臣は、この日本郵政の保養宿泊施設・かんぽの宿一括売却問題で、民主党・社民党・国民新党の3党の疑惑追及プロジェクトチームの座長としても、追求の先頭に立ってきた議員でございました。さらに5月15日には、原口議員をはじめとした3党の有志の議員の方が、「かんぽの宿などの施設を不当に安い価格で売却して、会社に損害を与える恐れがあった」として、西川社長らを特別背任未遂などの容疑で、東京地検に刑事告発もされておられます。こういう立場で疑惑の解明を進めて来られた。そういう方々が今回の新しい政権を担うことになったわけですけれども、この新政権になってから、この立場で、どのような真相解明を、かんぽの宿をはじめとした資産売却をめぐって行って来られたのか、その点について原口大臣にお尋ねします。
原口:塩川委員にお答えします。塩川委員もまさに先頭に立って疑惑の追及をされて来られました。この立場になりまして、まさに監督をする立場でございますから、私たちが野党時代に要求をしていた様々な資料、その資料をまずは開示をするようにということで、指示をしたところでございます。
大きなところから言うと、これは福田筆頭がずいぶんこの委員会で、あるいは塩川委員もお話になりましたけれども、そもそもこの民営化に至るプロセス、そのプロセスにおいて、19回アメリカの様々な主体と、当時の竹中氏が会談を持った。その中身については、これは増田総務大臣でしたが、「全て開示をします」ということでしたけれども、いつ誰とやったかということは黒塗りで開示をされましたけれども、その中身については「もう無くなっている」ということでございました。無くなってるって、文書の保存期間がまだ過ぎてもいないのに無くなっているなんてことはない、ってことで再調査を指示をしたこところでございます。
それから、かんぽの宿等の売却の問題で言うと、そもそもこれ塩川委員、かんぽ生命法の101条には「加入者福祉施設」となっておりまして、この3項において、「第1項の施設に要する費用については公社の負担とする。ただしその一部は公社の定めるところにより、当該施設の利用者の負担とすることができる。」と。こう定めてあったにもかかわらず、いつの間にか赤字ということにすり替えられて、そして塩川委員が先頭に立って追求をしてくださったような不透明な売却に至る。この売却に至る経緯がわからないんです。この売却に至る経緯をしっかりと文書で開示をするように、そして納得のいく説明ができるように、ここのところに今、中心を移しております。
また、これ以外でもカードの問題もございました。あるいは、JPエクスプレスの、ここについてはさきほど重野委員にご答弁させていただきましたけれども、なぜこんなに早急に決める必要があったのか、その資料がないんです。本当にこんなことでいいのか、さらに私たちは開示と説明を強く求めて、この総括なくして、新郵政が国民の郵政事業における権利を保障できるということを、自信を持って総務大臣の立場としては言えないと、そう考えておりますので、またご協力をよろしくお願い致します。
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[関連]
郵政法案が衆院可決 塩川議員 国民の立場から調査を 2009年12月2日(水)「しんぶん赤旗」
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik09/2009-12-02/2009120201_03_1.html
◎ 政 治 ◎ 郵政利権=カイカク利権 2009-02-9 23:49 城内実の「とことん信念」ブログ
http://www.m-kiuchi.com/2009/02/09/kaikakuriken/
郵政関連株凍結法案が衆院通過!先ずは剣が峰突破! 【神州の泉―高橋博彦】
http://www.asyura2.com/09/senkyo75/msg/510.html