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【神州の泉―JAXVN氏、Sogoro氏、dek氏投稿】
2009年12月 1日 (火)
読者さんのコメント三つ(朝まで生テレビに関して)
( 11月29日の記事、「植草一秀氏と高橋洋一氏に対するテレビの向き合い方の違い」に、JAXVN氏、Sogoro氏、dek氏のコメントを紹介します。三方とも鋭い見方をしています。 管理人)
(1)JAXVN氏
こんにちは。
高橋氏、村木氏とも植草氏とは「似て非なる例」といえるのではないでしょうか。高橋氏については、今回の「朝生」出演前に「VOICE」で「郵政民営化見直しで国民負担一兆円増」という論文を発表していました。そして今回の「あの」田原総一郎氏の番組に出演した、という事はつまり「メディア支配勢力と手打ちをした」という事ではないかと思います。
番組で高橋氏は、日銀が量的緩和策を行うよう主張したという事ですが、これは植草氏が「現政府のデフレ宣言は、デフレ対策を日銀に丸投げするためではないか」と危惧しておられる事と合致します。そこで私が注意するのは、高橋氏が今後「政府紙幣発行策」を主張するかどうかという事です。でも「朝生」では言っていなかった様ですね。
普通に考えれば「政府紙幣発行」は、まさしく「デフレの特効薬」だと思うのですが。もしこれからも高橋氏が「政府紙幣発行」に言及しないなら、それは高橋氏が「手打ち」をした事の証明であると同時に、この「政府紙幣発行策」こそがまさに「トラの尾」であった事の証明にもなるのではないでしょうか。
村木氏の場合は、この容疑で5ヶ月もの収監は異常であり、この事については「「当局」に逆らったものに対する見せしめ」という点で植草氏と共通する部分もあると思います。しかしながら、やはり「「奥の院」への反逆」ではなかったという点が、記者会見の有無の違いになったというのはありうると思います。そういえば小沢民主党幹事長の元公設第一秘書大久保氏も、本人の記者会見は無く弁護団の記者会見だけだったと記憶しています。これはやはり「奥の院」の関与の有無が関係しているのではないでしょうか。
投稿: JAXVN | 2009年11月29日 (日) 08時07分
(2) Sogoro氏
私も11月28日に放送した朝まで生テレビを視聴しました。
高橋洋一氏の登場は多くの疑問符を投げかけましたが、
管理人さんのご意見にうなずくところ多いです。
それ以外に番組を見ての感想です。
この番組を制作している人々の意図を強く感じました。
というのも、『官僚依存からの脱却』をメインテーマにしていたにもかかわらず、
番組冒頭で、鳩山総理大臣の献金疑惑について長々と糾弾することで、
番組を始めたからです。
司会である、田原総一郎氏は、
現在の日本の経済情勢が、かつて無いほどに疲弊し、経済恐慌に発展しそうな
劣悪の情勢であるにもかかわらず、
そのことを差し置いて、
個人の政治献金疑惑を、最大の問題であるかのごとき、印象操作をしていました。
1、これは明らかに、総理大臣交代をさせんがための、国民誘導でした。
2、そして郵政民営化の見直しに関しては、元事務次官の社長就任の一事を以って、旧態依然とした天下り容認だと論点をすり替え、もう一度郵政民営化を実行させんがための、
印象操作をしていました。
彼の司会進行の目的地ははっきりしていました。
米国への利益誘導です。
彼は、米国から何らかの見返りを受けており、
これらの誘導をしているものと考えます。
彼の役割は、日本の国内問題を、その源である米国の存在、意思に向かわせること無く、
原因、もしくは悪の中心を国内に見つけ出させ、
カムフラージュさせることです。
そして、郵政民営化を小泉政権下でなされた元の状態に復帰させ、
米国資本に、郵政資産を売却させることです。
米国のエージェント(代理人)ととして、彼は申し分なくいいポジションを得ています。
朝まで生テレビ、サンデープロジェクトという、
影響力の大きい番組を名実ともに取り仕切っているからです。
今回の番組の流れは、各国経済がある中、日本が唯一デフレで苦しんでいる原因を探り、
それに対する処方箋を模索するものでした。
番組で述べられたのは、40兆円の額に上る、マネーの需要と供給の不一致にあることです。
流通マネーが、需要に対し、極端に少なすぎるということでした。
日本を除く先進各国がデフレを脱却できているのは、
各国において金融の緩和とマネーの大量投入がなされたからだと説明され、
これは的を得たものと考えられます。
この点、日本の日銀はその役割を放棄しており、
財務省は、その放出規模が少なすぎて、デフレ解消をもたらすことができないでいるようです。
番組では、年末までに更なる金融緩和の検討を行うことを金融庁副大臣の大塚氏が明言しました。
この議論の流れで、田原氏は見事に米国の意思に適う結果をもたらしました。
経済悪化の原因が日本国内にあり、それは金融庁と財務省ひいては鳩山政権が馬鹿だからだと、
人々に印象付けたからです。
何たるナンセンス!!
平成21年3月において、外国為替資金特別会計の残高は109兆円あるのです。
https://www.mof.go.jp/jouhou/kaikei/syokan/kaiji/kesan/gaitame_kesan20.htm
国民の大事な資産が、109兆円も、米国のドル国債を買って塩漬けになっているのです。
先ほどの、40兆円の需給ギャップは、
この特別会計を見直すことで、簡単に埋めることができるのです。
なんという単純な話でしょうか!
田原氏は、ここに国民の目が行くことを恐れ、目くらましとして、
日本銀行、財務省、ひいては鳩山民主党政権を悪の張本人に仕立て上げています。
これが、彼が米国に利益誘導するために
エージェントとして番組を先導した目的です。
また竹中平蔵氏や、みんなの党の渡辺喜美氏などは、
郵政の民営化をして、株式を売却すれば、2〜3兆円の金が税金収入として獲得できると、
喧伝します。
彼らは、ゴールドマンサックスなどが郵政株を購入した後、郵政会社が保有する
日本国債を売却する危険を考えないのでしょうか?
200兆円を超える国債の売却は日本国にとって、
どれほどの脅威であるのかを考えないのでしょうか?
日本を脅す道具を握った外資が、善人だなどと考える間抜けな人々が、
いるでしょうか。
にもかかわらず、郵政株の国外売却にこだわる人々の目的はひとつです。
売国行為による利益の享受です。
彼らは、骨の髄からの売国奴です。
今こそ、外為特別会計にメスをいれ、事業仕分けの俎上に載せるべきです。
日米の基地問題を含む、日米両国の基本構造にメスを入れるべきときです。
今まで、米国を怒らせると怖いぞと、米国のお先棒を担ぐことで国民の利益を、
搾取、収奪してきた政財官とマスコミと、そして米国に、
議場に来て答えてもらうときです。
国民みなで、それを吟味するときです。
投稿: Sogoro | 2009年11月29日 (日) 11時58分
(3)dek氏
初めてコメントさせて頂きます
管理人さん、いつも鋭い洞察力による貴重な情報を有難うございます!
そしてsogoroさん、JAXVNさんの深い洞察力を持たれたコメントも本当に参考になりました!
皆様の情報を読ませて頂いて感じた事は、この朝生の番組は正に巧妙?(いやみえみえか?)に仕組まれた(仕込みは、十分)筋書きである程度大筋が決まっていてどうすれば民主党政権にダメージを与えられるか?悪いイメージを視聴者に与えられるかと言うその一点に集約された番組作りがされているんだな!と言う事がよ〜く分かりました!
JAXVNさんは、高橋洋一氏が
〜今回の「あの」田原総一郎氏の番組に出演した、という事はつまり メディア支配勢力と手打ちをした」という事ではないかと思います。〜
と推察されました!
そうであろうと私も思います!
であるからこそ朝生は、高橋氏に今回の発言の要旨を言わせたのでしょう?
おそらく田原氏か又は、番組スタッフとなんらかの打ち合わせを事前にしていたのではないでしょうか?(それも入念に?)
やらせが常態化している偏向報道番組ならではの面目躍如ではありませんか?!!
私は、TVを見なくなってもう一年以上が経過します!
つまらぬ番組など見る価値は全くないし、見る気も起きないのですが
これら影響力のある偏向報道番組を監視する眼は必用であることを認識させられました!
今ネットでこうして闇に光をあてている方々が徐々にではあるけれど増えていて
心強く感じています!
投稿: dek | 2009年11月30日 (月) 07時54分
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