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http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-153580-storytopic-3.html
ルース氏「日米合意が唯一」 駐日米大使来県
2009年12月1日
米軍基地問題などについてルース駐日米国大使(左)と会談する仲井真弘多知事=30日午後、県庁知事応接室
仲井真弘多知事は30日午後、初来県したルース駐日米大使と県庁で会談した。米軍普天間飛行場移設問題について、ルース氏は「米国としては、(日米合意した)普天間代替施設が、最も優れた、唯一実行可能な選択肢だと考えている」と述べ、名護市辺野古へ移設すべきだとの考えを強調した。知事は、日米閣僚級の作業グループが結論を出す時期を尋ねたが、ルース氏は「まだ出ていない。迅速に結論が出ることを望んでいるし、そうすることが重要だ」と述べた。
知事は30日朝、東京で鳩山由紀夫首相と会談したことに触れ「総理には、県外移設の要求が高まっていると伝えた」と述べた。ルース氏は「作業グループの中で、解決に向けた作業を進めている」と述べるにとどめた。
知事は、読谷村楚辺のひき逃げ事件と金武町伊芸区の被弾事件について、米側の県警への捜査協力を要請。ルース氏は「(ひき逃げ事件は)悲劇的な死であり、家族に哀悼の念をささげたい。これらの二つの事件の解決に向け、できる限りのことをしたい」と述べた。
ルース氏は、25年にわたり米カリフォルニア州のシリコンバレーで仕事をした経験を紹介し、「米国と沖縄のビジネス上のきずなを強めたい、特にクリーンテクノロジーで連携して仕事をしたい」と意欲を示した。
ルース氏は同日、糸満市摩文仁の平和祈念資料館、平和の礎を視察した。