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(回答先: 艦載機移住 政府に見直し要請を−草の根ネット岩国(山口新聞) 投稿者 クマのプーさん 日時 2009 年 11 月 27 日 13:07:29)
2009年11月25日
岩国市長 福田良彦 殿
「草の根ネットワーク岩国」
代表 井原勝介
米軍再編をめぐる諸課題の解決について(要請)
米軍再編をめぐる諸課題に関して、真実が明らかにされないままに、重要な決定がなされ、法的手続きが行われていることは、大変残念である。
言うまでもなく、市民の知る権利が保障されなければ、民主主義は機能しない。また、法律の趣旨に基づき適正な手続きが行われることが、法治国家の基本である。
新しい政権の誕生とともに、官僚主導から政治主導へ、国民に開かれた政治へと大転換が行われようとしている。
こうした政治の大きな変化に対応して、岩国市におかれても、次に掲げる事項に関する真実を速やかに明らかにするとともに、法律を尊重し、民主主義のルールに則って、市民とともに諸課題を解決されるよう要請する。
1.空母艦載機部隊の移駐について
・空母艦載機部隊の受け入れに関する防衛省との協議内容を積極的に公開すること。
・空母艦載機部隊の移駐が行われることを認めているのか否かについて、岩国市としての考え方を明確にすること。
・「空母艦載機部隊は来ない方がいいに決まっている」これがほとんどの市民の偽らざる気持ちであり、新しい政府に対して、その見直しの要請を行うこと。
2.愛宕山地域開発事業について
・愛宕山地域開発事業の廃止や転用方法に関する防衛省や山口県との協議内容を積極的に公開すること。
・岩国市に所在する土地である愛宕山開発跡地の将来の転用方法について、岩国市としての考え方を明確にすること。
3.民間空港の再開について
・民間空港の再開に関する防衛省や国土交通省、山口県との協議内容を積極的に公開すること。
・空母艦載機部隊の受け入れや愛宕山の米軍住宅化との取引条件になっている限り、民間空港の再開に関する手続きを中止すること。併せて、関連予算の執行を停止すること。