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【神州の泉―無記名氏投稿、高橋博彦】
2009年11月26日 (木)
仕分けのターゲットに注意しよう!
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(無記名氏の投稿)
>マスコミは全体としてこの仕分け作業に否定的である。それは財務省の影響が大きいからだ
マスコミが否定的だからと言うのは錯覚です
確かに否定的な記事も多数見かけますが
これは一種の策略です
否定肯定を巧みに使い分けながら
国民世論をある方向に誘導しようとしています
まず科学技術と医療と教育がターゲットいなっています
これは明らかに外資の意向です
勿論仕分けの対象になっている事業の多くは無駄とみられても仕方ないものです
しかし見逃してはいけないのは削減した後どうなるのか
削った分をちゃんと有効な部分に再投資してくれるのかどうかです
私の予想では再投資は無いと考えます
結局予算は縮減されただけで終わるでしょう
これは来年景気の一段の下げを招くでしょう
その時マスコミはまってましたと鳩山不況と連呼するでしょう
結果参院選は苦戦になります
特に困るのは地方に流れているお金が止まる事です
いい加減な事業名目で流れているお金でも
衰退してしまった地方にとっては最低限のセーフテーネットには成っているのです
これは間違いなく来年の選挙に影響します
お金は切るだけでは駄目なんです
回してこそのお金なんです
勿論キチンとした事業に流すのがベストです
もう一つ私が心配しているのは
財務省がこの削減したお金をこっそり米国債の購入にあてる恐れがある事です
そう成ったら最悪です
投稿: | 2009年11月25日 (水) 22時52分
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(管理人)
前々回のエントリー「事業仕分けは歴史的な変革行為である」に、二つの興味深い投稿が寄せられた。一つは前回エントリーで紹介した「品川の研究者」氏の投稿である。氏は、
「今回の事業仕分けは、確かに予算編成の過程が透明になるということでは、画期的なものだと思います。しかし、地方交付税交付金や、国公立大学交付金など、日本の将来を占う重要な「事業」が多く含まれており、これを短時間で少数の(しかもあきらかに財務省の思惑が働いている人選)が判定するのは納得がいきません」
と言っている。考えてみれば、予算カットを目的とした仕分けの対象が何に向かっているかを、注意深く見ていく必要がある。
同じエントリーに寄せられた上記の無記名氏の投稿は、上記に関連して重要な点を示唆しているように思う。先ず、メディアが国民をどのように誘導しようとしているのかを見究める必要がある。氏は上記コメントで言っている。
「まず科学技術と医療と教育がターゲットいなっています。これは明らかに外資の意向です」
事業仕分けに外資の意向が反映されているのであれば、これは形を変えた小泉・竹中構造改革と似た性格を帯びているかもしれない。年次改革要望書の対日要望が反映されていないか調べた方がいいかもしれない。科学技術と、医療と、教育が主な仕分け対象となっているのであれば、日本売りが計画されていることもあるかもしれない。また、予算カットで出てきた資金で米国債を買うのではないのかという指摘も気になった。厳しい監視をする必要がある。
先端技術や基礎科学、防衛、教育、充分な医療体制は国力の元である。そういうものを優先的に削るとしたら、国力の脆弱化を狙っていると見られても仕方がない。「聖域なき事業仕分け」などと言えば、どこかで聞いたような危険なフレーズである。事業仕分けが財務省主計局管理から、政治の手に移ることは画期的であるが、仕分け思想がアメリカの収奪計画に基づいた新自由主義ならば、新政権の体質が根底から疑われる。小沢一郎幹事長と亀井静香・金融・郵政担当大臣がこれをどう見ているかが重要だ。
新政権で、小泉・竹中路線を再三再四批判していたのは、今のところ亀井大臣だけである。原口総務大臣も郵政民営化を批判した。しかし他の閣僚はまだ言っていないようだ。そこが気にかかる。事業仕分けを肯定的、あるいは否定的に見る立場があるが、いずれにしても税金の使い道に国民の意識が向けられることは一つの進歩だと思う。
今日は国会で日本郵政株式売却凍結法案の採決が予定されている。自民党の偽装CHANGE派は必死で抵抗するだろうが、自民党には郵政民営化に反対する潜在的な党員が多くいる。党は、造反しないようにお触れを出しているようだが、凍結法案に賛成する者が出るかもしれない。
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