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(回答先: 偏向メディアを冷ややかに見始めた日本市民(植草一秀の『知られざる真実』) 投稿者 クマのプーさん 日時 2009 年 11 月 24 日 11:01:59)
それにしても、植草氏も指摘しているように、メディアの徹底した煽りにもかかわらず、大多数の国民は冷静な目で民主政権を評価しているようだ。
これはここ数年顕著な傾向で、(民主支持層の)国民はメディアの陰謀、策略に目覚めたというより、自分の生活実感をメディアの報道よりも上位においた、あるいはテレビや新聞メディアは何らかの傾向、偏向を示しており、自分の生活実感以上に巷の報道をさほど信用しないことにした、ということなのではないか。
言い換えれば、テレビ番組は、しょせんお笑いか、芸能人の作り事、報道番組は所詮は超高給取りの局アナ、コメンテーターの戯れ言と、非常に醒めた目で見ているのだ。
さらに言えば、テレビや新聞がいうから自民党はダメ、悪徳官僚は犯罪者と決めつけているのではなく、自身の生き方や公共性のもとでの正義感覚に照らして、ダメなものはダメと判断を下しているのではないか。
したがって、民主党もメディア戦略をあれこれ考えるよりも、民主党を支持する、ある意味こうした目覚めた国民層に対して、経済の安定とともに(これが崩れては何にもならない)、政治の公正・信頼の確保を最優先課題とすべきだろう(事業仕分けはこうした点で予想外の成功を収めた)。
今のところ民主支持層の国民は、鳩山や小沢の献金問題――検察が必死に問題にしようとしている案件に対しては、(自身の生き方や公共性のもとでの正義感覚に照らして)寛容な姿勢を保っている。
今後も公正で信頼を得るような対応をしていれば、大きな問題になることはないだろう。
あとは、国民が民主政権に期待していることを粛々と進めればよい。