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1億3千万国民の内
一人たりと救える命を落とさせない、
絶望や不安を抱えたままで
年を越すことがない、
それが政治の役割である
このことを政府の名で宣言し
直ちに、かつ掛け値無しに実行すること。
緊急を要する政策課題の最たるものはこの一点に尽きます。
この政策実行にあたって(他の政策にも通ずるが)重要な原則2点。
1)「新たな給付」より「徴収せず」が優先
2)給付は「直接」が原則、
やむを得ざる場合でも介在する段階を極小に。
この2点を原則とすることにより
1)事務経費の削減、
2)利権の排除、
3)官僚権限の適正化等々、
無数の利点が生じることになります。
「事業仕分け」なんぞは生ぬるい。
第1次鳩山内閣
(現内閣をそう呼ばせて頂きます。
吾等が8.30に思いを託したのは飽くまで「小沢が支える鳩山政権」であり、
個別政策の責任者たる大臣以下が更迭されることはあっても
首班たる鳩山総理の首のすげ替えはあってはならない)
の基本任務は
自公政権(就中小泉及びそれに続く亜流政権)の"負の遺産"の無効化です。
緊急を要する政策課題(冒頭及び基本的価値観としての基地・原発問題)の実行以外、
目新しい新規政策を拙速に打ち出す必要はないし、
逆に功を焦ってそちらに力を削がれ、
政治の正常化を疎かにしたなら最悪の政治と評価されるべきです。
負の遺産無効化にあたって肝とすべきはは
マニフェスト第2項目
「特別会計、独立行政法人、公益法人をゼロベースで見直す」ことです。
これを掛け値無しに実践する。
つまりこの利害関係者は
その会計・法人の必要性を担当大臣=主権者国民に説明、
納得させなければならないわけです。
「事業仕分け」なるものが如何に生ぬるいやり方であるか、
お解りでしょう。
「公約」の縮小提示に過ぎないのです。
これに伴って特別会計も当然ゼロベース査定されるべきだし、
特別会計を含む査定作業の結果が見通せる段階になるまで、
いかなる増税論議も封印されなければならないのは言うまでもないことです。
言わずもがなですが
国家予算は家計簿のやりくりと異なり、
収入(歳入)は飽くまで見通しで、
支出(歳出)は執行可能な枠の設定だからです。
緊急対策として必要な歳出をまず十分に設定する。
並行して特別会計を含む敢えて複雑怪奇に制度化した
あらゆる政府事業をゼロベース査定し、
優先順位に従い歳入見通しを確定してゆく。
こんなラディカルな作業を提起するのも
8.30を単なる「政権交代」=権力の移行と捉えるのではなく
民衆革命の序章=官主主義から民主主義への転換を求める
一人びとりの思いの結実と捉えるからに他なりません。
吾等は明らかに「先例主義」にNOを突きつけた。
現下の政治状況は
「革命」後の虚脱感、
新たなる主役たる「民衆」が一種のエアポケットにはまっている間に
旧権力たる官僚が失地回復を図っている図に他なりません。
冒頭の宣言の具体的内容です。
実は投票結果確定後直ちに
鳩山新政権への緊急提言〜この民衆の熱気を冷ますことなく直ちにロケットに点火せよ!
として具体的に提言しております。
ここに記した雇用対策
あるいはそれ以上の有効な対策があるならばもちろん同意します。
年末までに実効ある対策ができなければ何が起きるか。
おそらくよしみG+志民の会とやらが
パフォーマンスとして何らかの提言を行うでしょう。
そして
さまよえる見捨てられし民の怨嗟は
その原因を創り出した小泉以下の旧政権に向かうのではなく
直接の生殺与奪の権を握っている(と思われている)
現政権に向けられ
支持層離反のスパイラルに落ち込んでゆくほか無いのです。
今こそ声を上げよ!
吾等が思いを託した政治家よ
吾等とともに立ち上がるべし!!