★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK75 > 164.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
非核三原則の見直しをしたいひとが外務省に居るのかな?(ジャパン・ハンドラーズと国際金融情報 )
http://www.asyura2.com/09/senkyo75/msg/164.html
投稿者 クマのプーさん 日時 2009 年 11 月 22 日 18:01:57: twUjz/PjYItws
 

http://amesei.exblog.jp/10481463/

2009年 11月 22日
非核三原則の見直しをしたいひとが外務省に居るのかな?

岡田外務大臣が取り組みを始めた、「密約」追及。
この問題を大きく取り上げたのが日経新聞の22日朝刊政治面。

岡田外相が核密約を認めることが、結果的に「非核三原則」の見直しにつながるのではないかというトーンで書いている。この中で記事は、後半で、アメリカ国内で警戒される、日本の核武装論について言及している。

(引用開始)

 米国による「核抑止力」のあり方とも絡む。冷戦終結でソ連の脅威が消滅して20年になるが、北朝鮮による2度の核実験強行などで、日本国内の一部では「核武装論」も潜在する。米政府も核武装論を警戒する。政府内には有事への対応を念頭に核持ち込みを認め、米国の「核の傘」の下にあると明確にすべきだとの意見もある。

日経新聞(2009年11月22日)
(引用終わり)

核密約は、「米軍の核搭載艦船の寄港や領海通過は事前協議の対象としない」とするものだ。これには戦闘機の核搭載については言及はないが、日本国内の米軍機に核が搭載されてない保障はない。現実問題として、日本の領海に入る前に核武装を解かせるというのは難しい。

おそらくこの密約は、政府間の協議の対象にするのは、米軍基地内に一定期間以上、核兵器を配備するというケースだということを明確にしたにすぎない。日本は非核国家だが、アメリカは核保有国だ。その違いをふまえて、寄港や領海通過は「非核三原則」の除外だということを決めたのだろう。

それを認めたという事実があるならば当然かなりの時期も経過しているので公表すべきだが、それが直ちに「非核三原則見直し」という議論に結びつくというのはあまりに飛躍している。

そこには、外務省内の一部勢力の「アメリカの核の傘を強化しないと日本は中国にやられてしまう」という過剰な危機感を持った官僚たちがいるのではないか。それに、日経新聞政治部のゴリゴリの親米派の記者が呼応したのではないかと思う。

日本は東アジアや太平洋諸国との関係に置いて、八方美人の関係を築くしかない。原理原則派からすれば苦々しいことかもしれないが。

<参考>

■岡田外相「核密約」肯定へ 第三者委設置、年明け報告
(産経新聞 2009年11月22日)

 岡田克也外相が、米軍の核搭載艦船の寄港や領海通過は事前協議の対象としないとする、日米両政府のいわゆる「核密約」の存在を認める方針を固め、週明けにも全容解明に向けた有識者による第三者委員会を設置することが分かった。
 岡田氏が密約の存在を認めることにしたのは、外務省の内部調査で、核密約の根拠となる「討議記録」の存在を裏付ける日本側文書が見つかったためだ。

 第三者委員会の検証を経て年明けに最終報告を公表する。

 外務省筋によると、見つかった文書は、核兵器の持ち込みに必要な事前協議の対象を定めた討議記録そのものではないものの、討議記録に盛られた合意内容が記されているという。記録は昭和35年1月の日米安保条約改定前に日米間で交わされたものとされ、米側はこの合意をもとに寄港・通過は「持ち込み」ではないとの立場を取ってきた。米国ではこの討議記録の草案が公開されている。

 しかし、日本政府は討議記録について「承知していない」と存在を否定しており、日本側文書はこうした政府の従来の立場を覆すものとなる可能性がある。

 ただ、米側は「(米国による)核抑止や日米関係に悪影響を与えないよう注意してほしい」(ゲーツ国防長官)と警告しており、第三者委員会の検証を経た最終報告の内容や核持ち込みに関する政府の対応が今後の焦点となる。

 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
自民党とアメリカは国民をだまし続けてきたわけでこの責任はどうとるのか!?自民党は責任を取って解党すべきではないか!!
2009/11/23 11:33

  拍手はせず、拍手一覧を見る


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。