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11月20日2時31分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091120-00000011-mai-soci
民主党の副幹事長を務める青木愛衆院議員関連の四つの政治団体で会計責任者となっている千葉県木更津市の女性が、毎日新聞の取材に「『名前だけでいい』と言われた。(団体の)通帳を見たこともないし、どんな判子を使っているかも知らない」と証言した。4団体の政治資金収支報告書の「宣誓書」には、この女性の氏名が記された署名と押印があり、団体側による「名義借り」だった疑いが浮上した。【政治資金問題取材班】
政治資金規正法では、政治団体が収支報告書を提出する際、会計責任者が真実を記載していることを誓う宣誓書を併せて提出する義務がある。総務省は会計責任者の「名義借り」について「虚偽記載に当たる可能性がある」と指摘している。虚偽記載をした場合は5年以下の禁固または100万円以下の罰金と規定されている。
公開されている収支報告書の宣誓書などに女性の氏名が会計責任者として記載されていたのは「民主党千葉県第12区総支部」(06、07、08年分、既に解散)▽「桜下塾研究会」(06、07、08年分)▽「青木愛と羽ばたく会」(07、08年分)▽「民主党参議院比例区第58総支部」(07、08年)−−の4団体。
女性は「いつごろか覚えていないが『会計責任者やれる?』と聞かれたことは(ある)。でも、その場で話は消えてしまいましたので。(答えは)あいまいなままです。『名前だけでいいのよ』とは言われましたね。『いい』とは言ってません。それで話が終わったんです」と証言。持ちかけた人物は「(青木)愛ちゃんだと思うんですよ」と述べた。
また、収支報告書を見て「初めて見ました。私の字じゃないです」と明言。押印についても「自ら押したことはありません。(判子を)渡した覚えはないですけどね」と語った。
女性は、青木氏が以前地盤としていた衆院千葉12区内の木更津市にあった事務所で、非常勤のボランティアという形で長く後援会をまとめ、選挙前にリポートを支持者に送ったり、後援会員を募ったりしていたという。主に選挙の際に働き、アルバイト代が出たこともあるが、2年ほど前から事務所には行っていないという。
青木氏の事務所は毎日新聞の取材に「(女性が)会計責任者としての任務を果たしてくれていると信じています」と文書で回答した。