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(回答先: 日本有事の米作戦判明 『統合困難』一因か【航空機・ヘリ増強】(東京新聞) 投稿者 クマのプーさん 日時 2009 年 11 月 19 日 11:15:33)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2009111902000098.html
◆普天間の航空戦力海外移転協議も必要
<解説> 日本有事の際の嘉手納基地、普天間飛行場に航空機を追加配備する米軍の計画が判明した。嘉手納基地には約八十機、普天間飛行場には約三百機もの戦闘機やヘリコプターが米本土から押し寄せる。
三千七百メートルの滑走路が二本あり、平時の運用なら普天間飛行場をのみ込む余地がある嘉手納基地も窮屈になる。普天間移設問題で岡田克也外相が主張する嘉手納統合案は、実現困難なようにみえる。
だが、嘉手納配備の航空機の数は一定ではない。ベトナム戦争最中の一九七〇年にはB52爆撃機の部隊が撤退。七九年からF15戦闘機の配備が始まったが、ソ連崩壊後の九二年、このうち十八機が撤退した。
今年四月、米軍は防衛省に青森・三沢基地の戦闘機の全面撤退と嘉手納基地の戦闘機を一部撤退させる案を非公式に提示した。具体的な検討には至らなかったが、現在の基地の姿が永遠のものではないことを裏付けた。
嘉手納基地への配備と撤退を繰り返す最新鋭のステルス戦闘機F22は、一個飛行隊で嘉手納に常駐するF15の飛行隊二個分をはるかに上回る戦力だ。
米空軍は無人機導入に伴い、削減される戦闘機の穴を埋めるためF22を活用することや、在日米軍基地と米本土を行き来するローテーション配備も検討しているもようだ。
普天間移設を含む米軍再編の日米協議は、二〇〇五年二月の日米安全保障協議委員会で「在日米軍の兵力構成の見直し」に合意して始まった。航空戦力の海外移転を含め、日米であらゆる可能性について協議することはタブーではなく、中心テーマであるはずだ。 (編集委員・半田滋)