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八ッ場ダム環境調査、天下り先の落札率平均99%
2009年11月18日(水)15:38
国土交通省の 八ッ場 ( やんば ) ダム工事事務所(群馬県長野原町)が2004年度から5年間に発注した環境影響検査の関連業務は、いずれも国交省OBの天下り先になっている財団法人「ダム水源地環境整備センター」(東京)との随意契約で、落札率が平均99・42%だったことがわかった。
18日の衆院国土交通委員会で村井宗明議員(民主)が資料を提示し、前原国交相は「入札は見直していかないといけない」と答えた。
資料などによると、この業務はダム貯水池の水質予測など14件で、センター側に見積金額を出させ、予定価格を下回った時点で契約していた。約2000万〜約6800万円の予定価格に対し、落札率は100〜98・66%だった。
同工事事務所は、「迅速かつ的確に業務ができる唯一の業者」などと説明している。村井氏は、同センターには国交省のOB7人が在籍している、とも指摘した。
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20091118-567-OYT1T00606.html