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http://www3.nhk.or.jp/news/k10013852181000.html
11月18日4時48分
沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設問題をめぐる日米の作業部会では、アメリカ側が今の計画を着実に実行するよう求めたのに対して、岡田外務大臣は嘉手納基地への統合の可能性を模索する考えを示し、今後、アメリカ側が反対する理由などについて詳しい説明を求めていくことにしています。
17日に開かれた日米の作業部会には、日本側から岡田外務大臣と北澤防衛大臣が、アメリカ側からルース駐日大使とグレグソン国防次官補が出席し、普天間基地を名護市のキャンプシュワブ沿岸に移設するとした日米の合意に至る経緯について、本格的な検証作業を始めました。この中でアメリカ側は、今の計画が唯一実現可能な選択肢だとして、着実に実行するよう求めたうえで、このまま不安定な状況が続けば、海兵隊のグアム移転など、ほかの再編計画にも影響が出る可能性があるという認識を示しました。これに対して岡田大臣は、嘉手納基地への統合の可能性を模索する考えを示し、今後、アメリカ側が反対する理由などについて詳しい説明を求めていくことにしています。これに関連して鳩山総理大臣は17日夜、記者団に対し、「最終的にどんな議論になっていくか、これから見守っていきたい。日本とアメリカで結論が1つにまとまれば、当然のことながら、いちばん重い決断として受け止める必要がある」と述べ、作業部会での結論を重視する姿勢を示しました。日米の作業部会は、できるだけ早期の結論を目指して検証作業を急ぐことにしていますが、アメリカ側が強く反対する嘉手納基地への統合案以外に、今の計画に代わるものは出ておらず、今後のアメリカ側との協議は難しいものになることが予想されます。