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ニューヨークタイムズに掲載された鳩山さんの意見(実際にはOP-EDではないが)は、世界各国のさまざまなメディア、ブログで紹介されている。いくつかを読んだ限りだが、どれも底流としてあるのは政権交代をして日本が米国のポチであることを止めるかどうかである。例えば、イラン。
Hatoyama vows distance from US-style capitalism
http://www.presstv.com/detail.aspx?id=104871§ionid=351020406
カタールのアルジャジーラ。
「The opposition party has long accused LDP governments of serving as yes-men to the US, especially in supporting its military actions, and has sworn to take a harder line in negotiations.」
Poll predicts Japan vote landslide
http://www.presstv.com/detail.aspx?id=104871§ionid=351020406
こちらインドのシンクタンク(?)の意見
「He wants Japan to be more independent from Washington and closer to Asia. "We must not forget our identity as a nation located in Asia," he has said. But Hatoyama has also stressed he does not intend to change Japan's course overnight. In an opinion piece published Thursday in The New York Times, Hatoyama said the U.S.-Japan alliance would "continue to be the cornerstone of Japanese diplomatic policy."」
Hatoyama as Japanese PM: Implications For India
http://www.southasiaanalysis.org/%5Cpapers34%5Cpaper3381.html
そして、こうした意見の先で、米軍基地問題が象徴的な意味を持つ状況になっている。まさに、世界的にも鳩山首相の真価が問われる状況といっていい。
現状を俯瞰して、一体全体、日本がこれほど米軍にカネを注ぎ込む必要性がどこにあるのだろうか。米軍に何を守ってもらうのだろうか?
・ 中国?...米軍の最高司令官オバマさんは中国を訪れ、米国と中国の二国のG2論をぶち上げている。
・ 北朝鮮?...確か国家予算といえば、島根県程度じゃなかったけ。またエネルギーは中国におんぶにだっこ。そんな国が日本を攻撃する?
・ ロシア?...アメリカに盲目的に従っている方が怖い。昨年のグルジアを見るといい。ロシアが反撃に出てくれば、米軍が助けに来ると思っていたサーカシビリ大統領は見事にハシゴを外された。
日本が独立国家として向かうことを具体的な形として世界に向けて発信することによって、鳩山さんが提唱する「東アジア共同体」も現実味を帯び、世界に対しても違ったアプローチができるようになる。今回の米軍基地問題は、日本がその心構え、準備が本当にできているかどうかを世間に示す試金石といっていいだろう。国民の後押しが欠かせないと思える。
関連記事: 基地問題で世界的にも真価が問われる鳩山首相 ―
http://ootw-corner.asablo.jp/blog/2009/11/14/4694836