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沖縄の米軍基地問題は、日米二国間の問題という認識が一般的かもしれない。当然、マスコミに出てくるのはそのような報道ばかりのようだ。しかし、本当にそうだろうか?
鳩山さんが首相になる前、選挙前の8月末にニューヨークタイムズに掲載された短縮版の鳩山さんのOP-EDコラムを覚えている方は多いだろう。これは日米に止まらず、アジアでもヨーロッパでも中東でも、大きく報道された。鳩山さんの書いた内容は、米国からの日本の独立宣言といってもいい内容と言っていい。だからこそ世界中で注目された。従来の日本からはあり得なかった米国批判が展開され、一つの独立国としての考えを発信していたからだ。米国批判という点ではかなりトーンが弱まったものの、独立国として考えの発信という点では、現地時間9月24日の国連総会での鳩山さんの演説にも受け継がれた。
日本が自民党政権時代に延々と続いた米国のポチではなく、真の独立国として自らの意見を世界に向けて発信できるようになるのかどうか、を世界は注目していると思う。その意味では、言葉だけではなく、具体的な行動の第一歩として沖縄の基地問題は非常に注目されているのではないだろうか。沖縄の米軍基地問題では、日本ばかりでなく、世界的に鳩山首相の真価が問われている。もしこれが、おいらが県のポチ県知事のような落とし所になれば、日本国民だけではなく、アジア各国の指導者も落胆し、日本は「本当にどうしようもない国」という烙印を押されることになると思う。
もう一度、ニューヨークタイムズのOP-EDコラムと国連演説を読むのもいいかもしれない。OP-EDの方は、こちらの米国在住の方の「Long Tail World」というブログが非常によくまとめてくれている。
ニューヨーク・タイムズの鳩山論文(全文和訳)
Yukio Hatoyama's Op-Ed on NYT - Full Version
http://longtailworld.blogspot.com/2009/09/nyyukio-hatoyamas-op-ed-on-nyt-full.html
国連演説はこちら
第64回国連総会における鳩山総理大臣一般討論演説
http://www.mofa.go.jp/Mofaj/press/enzetsu/21/ehat_0924c.html