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(回答先: 属国扱いで米軍再編迫る米国 民意欺瞞で右往左往の民主 規制するのは国民的斗争 【長周新聞】 投稿者 愚民党 日時 2009 年 11 月 12 日 21:58:57)
岩国で米軍再編反対市民集会
県内・広島含め900人結集
下から国動かすと意気込み
2009年11月4日付
岩国市の市民会館で2日、米空母艦載機部隊移転と愛宕山の米軍住宅化に反対する市民集会が開かれ約900人が参加した。平日の夜という時間帯にも関わらず、岩国市民を中心に周防大島町など県内各地、広島県からの参加者もあった。自民党にかわって政権を握った民主党も頼りにはならない状況のなか下からの力で動かしていこうという意気込みが語られた。
冒頭、同集会実行委員会代表の岡田久男氏が「太平洋戦争は岩国で終結した。アメリカは無条件降伏が分かっていながら8月14日にこの岩国を爆撃し、光工廠を爆撃した。私は今、この岩国基地から艦載機が戦争に向かうようなことを絶対やってはいけないと思う。艦載機移転を計画した政権はかわった。愛宕山に米軍住宅は絶対いらない。決意を新たにしてこの反対運動を展開しましょう。最後まで団結して頑張りましょう」と挨拶。
集会では政府、山口県知事、岩国市長に対し「米空母艦載機の岩国移転撤回」「愛宕山開発跡地を米軍住宅などいかなる形であれ、国に売却しない」「米軍再編容認とひきかえである民間空港再開計画を撤回」とした3つの要求を盛り込んだアピールが採択された。
参加した市民の1人は「また今からどんどん声を上げていかないといけない。自民党も民主党もそれ以外も、日本にはもっと骨のある政治家がいないのかと声を大にしていいたい。いくら戦争に負けたといっても、もう60年以上も前の話。思いやり予算だ何だといって、いつまでアメリカの植民地気分でいるつもりなのか。絶対におかしい」と語った。
別の市民は「岩国の周囲を見てみると被爆地広島があり、観光名所の宮島がある。反対側を見れば、上関町には原発をつくるといっている。どれをとってみても、岩国基地を極東最大にするという計画がどれほど無謀なことか一目瞭然。厚木も沖縄もいらないというのなら、グアムかハワイにでも持って帰らせればいい話だ」と話した。
牛野谷地区の男性は、「私は、何よりも国土をアメリカに売り飛ばすようなことが絶対許せない。民主党がそれほど期待できないというのは、最初から分かっていたこと。市民が声を上げていくことが大事だと思う」といった。
周防大島町の男性は「たたかいはまだこれから。大島も岩国と連動した運動を続けていきたい」と意気込みを語った。
広島県廿日市市から参加した男性は「広島県民にとって岩国の問題は、他人事ではない切実な問題。それが総選挙にもしっかり反映されていたはずだ。それなのに今の民主党政権も、フラフラしてどこに飛んで行ってしまうか分からない。それなら下から声を発信していくしかないですね」と話した。