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(回答先: 鳩山邦夫氏 新グループ立ち上げへ(RKB毎日放送) 投稿者 セーラー服ときかんぼう 日時 2009 年 11 月 09 日 21:08:44)
鳩山邦夫が派閥を出ると言うことは非常にいいことだ。今回の自民党大負けの下地を作ったのは彼であり、かんぽの宿の一括売却がおかしいと中途半端に言い出したことが麻生政権を混乱に陥れたのだ。これについては、「「かんぽの宿」をオリックスへ一括譲渡に対する鳩山邦夫総務大臣の行動は正義感に基づいているか?」http://www.asyura.com/09/senkyo58/msg/422.html
を読んでいただきたい。
自民党大敗のもうひとつの要因は、定額給付金で、定額給付金をめぐるごたごたが麻生自民党政権のまとまりのなさを印象付けてしまった。しかし、これも、鳩山邦夫が招いたものだ。鳩山邦夫が総務大臣に就任する前は全国民対象の定額給付金ではなくて低所得者のみを対象とする生活支援金(臨時福祉特別給付金)であり、公明党の要請により自民党が支給を検討していたものだった。しかし、鳩山邦夫が総務大臣に就任したとたん、何の説明もなく定額給付金に変わり、しかも、鳩山邦夫自身は「麻生総理の言われるとおりに自分は動くだけだ」として細かいつめと言うか、所得制限や年齢を判断する基準日と言う最も基本的な事項さえも決まらない状態での発表を麻生首相に要請してしまった。なお、定額給付金が公明党のアイデアではなかったことは、http://www.komei.or.jp/news/2008/1023/12825.htmlにある公明党ニュースを見れば明らかだ。それを次に引用する。
新経済対策に救急医療整備も
公明新聞:2008年10月23日
定額減税 給付金と合わせ検討
与党政調会長
自民・保利耕輔、公明・山口那津男の両党政務調査会長らは22日午後、都内で会談し、米国発の金融危機に対応するための新しい経済対策についての協議を継続した。与謝野馨経済財政担当相が同席した。公明党からは石井啓一政調会長代理、上田勇政調副会長が出席した。
会談では、生活者対策として(1)救急医療体制の整備(2)障害者支援の維持・拡充(3)住宅ローン減税の継続・拡充――の方向性で合意した。定額減税については、臨時福祉特別給付金と合わせて規模や財源の協議を続ける。このほか、子育て支援策など多岐にわたる項目について引き続き協議する。
会談後、山口政調会長は記者団に対し、「23日の時点で(与党の検討項目として)説明できるものを持って、麻生太郎首相に申し入れに行きたい」と述べた。定額減税については「財源は財政投融資特別会計の準備金などを活用する方向性はある程度、出ているが、金額は議論がまだ煮詰まっていない」と述べた。
以上引用終わり。
つまり、臨時福祉特別給付金が公明党の考えだったのだ。よって、この間、定額給付金に変わる要素しては、鳩山邦夫の総務大臣就任しかない。定額給付金についてのことは、小沢民主党代表秘書逮捕を巡る工作の可能性
http://www.asyura2.com/09/senkyo60/msg/658.htmlを読んでいただきたい。
ところで、なぜ、この時期に鳩山邦夫は新グループの立ち上げを発表したのだろう。島根で女子大生の失踪事件が話題になり、年間不明者が8万人以上、その内、犯罪などに巻き込まれている可能性の高い特異行方不明者が3万人以上出ているのに、携帯電話に応答がないというだけで顔写真の公開に警察が踏み切り、マスコミで盛んに報道された。そして、林道などの捜索に警察が動いている最中に首切りされた頭部が見つかると言う展開になっている。通常、行方不明の届出が出ても、強盗に襲われた形跡があるとか身代金の要求があるとか、明確に犯罪に巻き込まれていると言う証拠がない限り警察は動かないものだ。いったいどんな議員が鳩山邦夫について行っているのか、よく注意し見る必要があるだろう。