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月光さんという人が書かれている、面白い考え方。
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働かないことの経済効果
http://mixi.jp/view_bbs.pl?page=6&comm_id=2018824&id=16922351
働かないことは経済にとって有益である。
今の日本は国民に長時間労働を強いている。
正社員になると給料が月給制なので朝8時に出勤して、夜の12時1時まで、延々と働かせられる。
そうなるとどうなるだろうか?
働きながらジュースを飲み、書物を買って読むなど、
働きながら物を消費することは可能だが、基本的には、
働いてる間は基本的には生産活動で、消費の活動はやりにくくなる。
消費活動は基本的には余暇の時間に行われる。
がんばって働けば働くほど供給は増加し消費は減り需要は減少する。
供給が需要に対して増加すれば物価は下がりデフレになる。
最近は猛烈な石油価格の上昇によりインフレ傾向にあるが、日本の経済の基本部分はデフレである。
働けば働くほど消費する時間は減り消費は減り不景気になるのが本筋である。
永遠に生産を増加し続けても、貨幣供給量には限界があるのである。
最近はさらに悪いことに、働きすぎで子供を育てる時間がなくなり少子化が進んでる。
少子化が進み人口が減ればどうなるだろうか?
年金制度は破綻し、消費をする頭数の総人口が減り、さらにデフレが加速する。
働かないから景気が悪くなると言うのは大間違いなのだ。
逆に働かなければどうなるだろうか?
余暇の間に人は消費を積極的に行うはずである。
テレビゲームの売れ行きが悪くなってると言うニュースがある。
ゲームそのものがワンパターンで面白くなくなったと言う要因もあるが、
余暇がまったく無いため遊ぶ時間も取れないのが今の日本だろう。
遊ぶことが消費を増やし経済に良い効果をもたらすはずである。
余暇が十分にあることは人間の幸せのとって重要なことである。
経済統計に幸福指数と言うものがあれば今の日本はどうだろうか?
たまに掲示板等で見かけるが、労働の義務を果たしてない人間にBIで給付を
与えるのは駄目だと言う意見がある。これは大きな間違いである。
日本の労働の義務そのものはスターリン憲法が元になってると言う。
労働を過剰に賛美するのは社会主義国家の思想である。
国家に対する義務は国民の権利を守ってこそ初めて成り立つのである。
義務は権利を守られて初めて果たせるものである。
人権の守られてない国民不在の国家で義務を果たせと叫んでもむなしいだけである。
そもそも、人権の守られてない国で国民は労働をするだろうか。
社会の基本ははギブアンドテイクである。
国が生存権を補償してないのに国民は労働の義務を果たす義理はないのである。
人権を守られてない国で労働を強制したらどうなるだろうか?
北朝鮮のような国になるだろう。
自由と人権が守られてる国でこそ経済は発展するのである。
日本国憲法第25条の生存権をあやふやに扱ってる日本でニートが増えるのは当然である。