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http://minnie111.blog40.fc2.com/blog-entry-1890.html
★共産党の存在意義を考える上で参考になる記事と思えるので、紹介したい。
共産党支持者って不思議なことに自分が共産党を支持していることを隠したがる傾向があるようだけど、なぜだろうか。その典型的な例が『vanacoralの日記』のvanacoral氏である。
共産党支持者の特徴として、あまりにも理想論ばかりを並べ立てるので、現実離れしずぎるきらいがある。この件は、先日の記事にTBしてくださった
『ふじふじのフィルター』の共産党はどうしろとおっしゃるのでしょうか。
http://fujifujinovember.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/post-4bcd.html
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政治には、お金がかかるって言うのに…。
政党助成金を止めろだとか、個人献金を求めてもいけないだなんて。
共産党は、どうすればいいっていうのでしょうか…。
ホントに、反対しかしない政党、共産党は、日本の政治を混乱に陥れる悪魔に見えてきました。誤誘導をプロパガンダする全く確かでない野党との思いを強くしています。今、政界にまともな政党は、民主党だけですね。ま、民主党の中にも怪しい人はいますけど。
(後略)
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というエントリーで、共産党のやり方をとても的確に批判されているので、特に共産党支持者の方々にはよく読んでいただきたい。もっとも、民主党の中にもいろいろな人がいるように、共産党の中にもそれこそいろいろな人がいるので共産党をひとくくりにして決め付けるのは難しいのだが・・・・。
一方、昨日の記事を受けて、vanacoral氏は下のエントリーで、朝日の的外れな記事を引用しながら、小沢幹事長や植草さんや私のダメージを図ろうとしている。
2009-11-05 アルファブロガー(笑)「美爾依」氏の個人崇拝がひどすぎる
http://d.hatena.ne.jp/vanacoral/20091105
まず、『個人崇拝』という言葉だが、崇拝というのは、ある宗教を根拠もなくただただ盲目的に信じることだろうと思われるが、こういった言葉を不用意に使うこと自体、vanacoral氏のヴォキャブラリー不足が見て取れる。私が小沢幹事長や植草さんを支持しているのは、このブログの読者ならおわかりのように、論理的な根拠があるのであり、決して盲目的に信仰しているなどということはありえないからだ。
ちなみに、vanacoral氏はこれまでも、事実とはかけ離れた、ずいぶんと乱暴なエントリーを書いたことがあって、自エンドTBPからはTB禁止処置をくらっている。
vanacoral氏が得意げに紹介しているこの朝日の記事にしても、2000年から2004年の政治資金パーティー券という今から5年から10年ほども前のことであり、このときはまだ企業団体献金禁止などは公約としてあげられていなかったはずだ。私が大脇さんに反論したのは、企業団体献金についてであり、政治資金規正法違反についてではない。話を違った話題でごまかそうという魂胆か。vanacoral氏の頭の中がいかに混乱しているかが見て取れるエントリーだった。
政治資金規正法違反について、朝日もここまで調べる能力があるなら、なぜいままで自民党のパーティ券について調べなかったのだろうか。自民党に比べたらこのくらいかわいいものだろう。
最後になってしまったが、植草さんが「新政権を叩くのでなく厳しく見守る姿勢が肝要」(http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/post-3249.html)というエントリーでとても納得できることを述べられていたので紹介しよう。
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鳩山政権が発足してどのような変革が実行に移されるのか。さまざまな疑念を吐露(とろ)する見解も散見される。政権公約に示された重要方針が実行されないことになれば、有権者は強い失望を禁じ得ない。この意味で、新政権の先行きを危惧する心情を私も理解できる。
しかし、ここで新政権を潰(つぶ)して、その結果としてこれまでの自民党政治=政官業外電悪徳ペンタゴン=利権複合体による政治が、ゾンビのように復活したのでは元も子もない。
政治の主役は政治家ではない。主権者である国民が政治の主役でなければならない。主権者である国民は、新政権のあらを探して新政権をつぶしに回るよりも、新政権にもし問題点があればその問題点を適切に指摘し、問題点の是正を実現する方向に政治を誘導するべきである。
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共産党だって、赤旗新聞を企業に売っているとしたら、直接ではないけれども、間接的に企業から政治資金をもらっているということになるのだし、自分のことは棚にあげて他政党ばかり責めるのは辞めて欲しい。植草さんがおっしゃられるとおり、新政権のあら捜しを必死で行っている時間があったら、現実的に問題点をどのように解決できるのか、新政権にアドバイスするべきだろう。そうすれば、共産党は国民の信頼を得られるようになるに違いないと思うし、民主党へとの連合政権への道も開かれるのだ。
もっとも、頭の固い共産党支持者にはこんなことを言ったら馬鹿にされるのがオチだろうけど・・・・(笑)。
関連記事:
『ふじふじのフィルター』 共産党はどうしろとおっしゃるのでしょうか。
http://fujifujinovember.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/post-4bcd.html
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(前略)
共産党の個人献金していい人としてはいけない人があるという考え方自体がおかしいと思います。
そして、政治家が個人献金を多く集めるということは、その政治家に実力があるということを示しているのであって、私たちのために政治資金が多く集まることは、歓迎すべきことと私は思っています。お金を多く持っている人から多くの政治資金を集めることも大歓迎です。それは、個人の気持ちとしてありがたく受け取られることでしょう。政治パーティを行うことは悪くないのではと思いますが。収支をちゃんと記載して政治活動に使えば。自分の懐に入れない限りは。
政治にはお金がかかりますが、共産党は、いったいどうやって政治資金を集めたらいいとおっしゃるのでしょうか?政党助成金もなくせというし。私は、政党助成金は、政党のセイフティネットで、つまりは、民意のセイフティネットで、国民のためになると思っていますよ。受け取らないのは自由です。共産党は、新聞社を経営して政治資金を作れとでもおっしゃるつもりでしょうか?
それとね、共産党には、政治資金を懐に入れている本当の悪を追及してほしいんですが、中田宏とか。ま、ジミントウ連中に多いと思いますよ。そうした追及は、見られず、民主党政権幹部に対して重箱の隅つつきに熱中していることは、共産党に不信を募らせる原因となっていますね。
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植草一秀の『知られざる真実』新政権を叩くのでなく厳しく見守る姿勢が肝要
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/post-3249.html
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「都議選民主党圧勝と総選挙を勝ち抜く三大戦術」(http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2009/07/post-8a86.html)
に次のように記述した。
「共産党は、政権交代実現に積極的ではなく、自民、公明、民主をオール与党だとして、唯一の野党としての共産党への投票を呼び掛けたが、有権者は、日本政治の現状を変革する手始めの一歩として、「政権交代実現」を重視したのだと考えられる。
共産党が「政権交代実現」を優先し、政権交代推進勢力と共闘体制を構築していれば、多くの議席を確保できたと考えられる。各選挙区では、民主党に投票が集中した。この過剰な投票が共産党に振り向けられれば、共産党候補者の多数の当選が可能になったと考えられる。」
「民主党を軸とする新連立政権が、初めから完全な形で発足できるとは考えられない。しかし、国民本位の政治の確立を求める主権者である国民の立場からすれば、まずは、「政権交代」から始動しなければ変革を勝ち取ることはできない。
「政権交代」実現を後押しせず、「政権交代実現推進勢力」を攻撃することは、結果的に「悪徳ペンタゴン勢力」を側面支援してしまうことになるのだ。
今回の都議選で明らかになったことは、多くの有権者が「政権交代」を希求しているという、極めて重要な現実であった。」
私の主張が届いたのかどうか。共産党は都議選後に総選挙に向けての基本スタンスを大転換した。「政権交代実現」を是とし、そのうえで建設的野党として、政権交代後の新政権に対して是々非々の姿勢で臨む方針を固めたのである。
この方針転換によって、共産党は総選挙での敗北を回避した。同時に共産党の小選挙区での立候補者数削減は、政権交代推進勢力にとっての追い風となり、現与党勢力の大勝をもたらす一因になったのである。
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『大脇道場』NO.1435 「カナダde日本語」・美爾依(みにー)さんにお答えします。
http://toyugenki2.blog107.fc2.com/blog-entry-1479.html
『大津留公彦のブログ2』 大脇道場の友さんと「カナダde日本語」の美爾依さんの論争
http://ootsuru.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/de-886f.html