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不肖の娘がマドリード(スペイン)に移住して14年が経つ。
その間、互いに両国を往来したりメールの交換などの情報だが、スペイン人大衆の生活の一部を垣間見てきた。
その結果、もやもやとした疑念が頭のどこかに住み着くこととなった。
「日本は世界有数の経済大国と自慢げだったが、日本人の庶民生活は、文化面でも、時空(労働時間、移動範囲、娯楽等)面でも、経済面でもスペインのそれには遠く及ばない。なぜだろう?」である。
どなたか教えては頂けぬか。
最近、徒然とネットを開くにつれて或るイメージが浮かびつつある。
それは、「日本の大衆は経済活動の結果としての恩恵を受けていない。」と謂う事。
「受けるべき恩恵が何者かによって掠め盗られている。」のではないかと謂う疑念である。
それは何者か。
どなたか確かなところを教えては頂けぬか。
そこで、民主党政権にやって頂きたいことは、この謎を明らかにして時間も体力も消耗するであろうが平成の大改革を実行して欲しいのである。
そのためには多少の荒療治や謀略、駆け引きも厭うものではない。
それをやるには、「豪腕」「壊し屋」「裏の権力者」と言われる小沢一郎の存在は大きい。
それ故に彼は、忌み嫌われているのだろうと推測するが、そもそも、「豪腕」「壊し屋」「裏の権力者」と非難する論者で、このことを説得力を以って論理的に展開した御仁は一人も居ない。
居ったなら紹介して頂きたい。
最近の彼のやり方は「非民主的」ハタマタ「独裁者」とまで申す。
これも説得力を以って論理的に展開した御仁は一人も居ない。
思い返してみたまえ、「痛みを伴ッタ改革」を掲げて、途中トンズラした某氏。
小沢一郎が独裁者なら、某氏は大いなる「独裁者」の誹りは免れまい。
国民だけではなく識者・論者ハタマタ国会議員までが某氏に平身低頭したではないか。
それが今でも死に体の某氏を持ち上げようとしている者達が居るのは理解に苦しむ。
それに比べたら小沢一郎は真の政治家に見えてくる。
ここで多くは語らないが西松問題以後これまでの彼の言動には国民の為には身を捧げる意志がはっきりと垣間見られた。
今国会に於ける彼の言動を「非民主的」と攻撃す御仁が最近目立つが、どこがどう非民主的なのかを説得力を以って展開した論者はこれまた一人も居ない。
単なるアジ行為としか受け取れない。
そうでないとしたらもっと、論理的に展開してみたまえ。
そもそも日本国憲法下に於ける組織と法律・規則の下での民主国家日本の国会で専制政治がありうるか。
最近問題にされている党側としての小沢一郎の国会運営についての提言等の言動は現実的ではない点もあるが全て理にかなっている。
小沢独裁に見えるのは首相や担当大臣の消極性やアイデア不足、行動の拙さにある。
ただし、鳩山首相の場合は単なる消極性ではない。
配下を活かしながらの沈思黙考である。
その証拠に「普天間移設問題」をじっくり観察して頂ければお分かりになる。
小沢一郎は何にでも口出しをしているのではない。
彼は国会運営を任された党側の代表として国会運営上の問題に取り組んでいるのである。
これを「口出し」とは言わない。
彼は、ちぐはぐ発言で迷走する「普天間移設問題」に一言も「口出し」をしてはいない。
彼の役目ではないからだ。
しかし、党内がざわつきだしたらそりゃあ分からんさ。
政治論で生計を立てている論者の論理的な展開を期待したい。
尚、「阿呆、馬鹿、糞」呼ばわりの下品なコメントの貼り付けは心からお断り申し上げる。