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永住外国人の地方参政権について (小沢一郎ウェブサイト)
http://www.asyura2.com/09/senkyo74/msg/544.html
投稿者 ダイナモ 日時 2009 年 11 月 07 日 18:20:44: mY9T/8MdR98ug
 

http://www.ozawa-ichiro.jp/policy/05.htm

 永住外国人の地方参政権について、改めて皆様に私の考えを申し上げます。

 公の政治に参加する権利―参政権―が国家主権にかかわるものであり、また、国民の最も重要な基本的人権であることに間違いはなく、その論理は正当であり、異論をさしはさむ気はまったくありません。ただ、政治的側面から考えると、主として永住外国人の大半を占める在日韓国・北朝鮮の人々は、明治43年の日韓併合によって、その意に反して強制的に日本国民にされました。すなわち、日本が戦争によって敗れるまでは、大日本帝国の同じ臣民でありました。日本人としてオリンピックに参加し、日の丸を背負い金メダルを取っています。また、日本のために多くの朝鮮の方々が日本人として、兵役につき、戦い、死んでいきました。このような意味においては、英連邦における本国と植民地の関係よりもずっと強く深い関係だったと言えます。私達はこのような歴史的な経過の中で今日の問題があることを忘れてはなりません。

 法案に反対する人達の多くの方の主張は「そんなに参政権が欲しければ帰化をして日本国籍を取得すればいい」という考え方があります。私もそれが一番いい方法だと思っておりますし、また在日のほとんど多くの人々の本心であると思います。

 しかし、このことについては日本側・永住外国人側双方に大きな障害があります。日本側の問題点からいうと、国籍を取得する為の法律的要件が結構厳しいということと同時に、制度の運用が、(反対論の存在が念頭にあるせいなのかはわかりませんが)現実的に非常に帰化に消極的なやり方をしています。例えば、刑事事件とならない軽い交通違反(スピード違反・駐車違反等)を起こしただけで、余分に何年もかかっているのが現実です。これらの状況を日本の側として考えなければなりません。

 一方、永住外国人のほとんど多くの人は日本で生まれ育って、まったくの日本人そのものであり、その人達が日本人として生涯にわたって生きていきたいと願っていることは、紛れもない事実だと私は思います。ただ、過去の併合の歴史や、それに伴う差別や偏見に対して心にわだかまりがあるのも事実なのです。

 我々日本人は、両国両国民の数千年の深い繋がりと友好関係を考えなければなりません。また、近い将来日韓両国は、EUや北米大陸の例にあるように、自由貿易を柱とする共同体構想が現実のものになると思います。今こそ、日韓両国民がお互いにわだかまりを捨て、将来に向けて信頼関係を構築していくことが、両国と両国民の繁栄のために必要不可欠なことであると考えます。

 しかし両国が主権国家として存在する以上、地方参政権の問題は、政治論の側面からだけではなく、法的・制度的にも許容されるべきものでなければなりません。

 永住外国人に地方参政権を与えることについての国際社会の状況は、アメリカをはじめ未だ多くの国が、国籍の取得を要件としているのは事実であります。しかしながら、例えば日本の場合と状況が似ている英国では、かつて植民地支配した英連邦出身の永住権取得者に対して投票する選挙権だけでなく、立候補できる被選挙権まで与えています(地方選挙)。北欧の国々では一般的に永住権取得者には地方参政権を与えており、また、EU域内では、「お互いに永住権を取得した者には地方参政権を与えよう」という方向で制度の改正が行なわれつつあります。このようなことを考え合わせれば、地方参政権の付与が主権を侵害する、或いは主権国家としての日本の存在を脅かすものであるという主張は、必ずしも今日的な社会の中で、絶対的なものであるとは言えないと思います。したがって私は永住者に対する参政権の付与は、憲法上・制度上許容されるべき範囲のものであると考えます。

 以上のような政治的側面、制度的側面双方から考え合わせ、一定の要件のもとに地方参政権を与えるべきだと考えます。そして、そのことにより日本に対するわだかまりも解け、また、結果として帰化も促進され、永住外国人が本当によき日本国民として、共生への道が開かれることになるのではないでしょうか。

※補足
 この問題につきましては、意見が多数寄せられ、少数の方からの反対意見が寄せられたので、さらに補足として申し上げます。

1. 反対意見に、「北朝鮮に支配されている北鮮系の総連の方に、地方参政権を与えるのはとんでもない」という意見がありましたが、我々自由党では国交のない国(北朝鮮等)の出身の方は参政権付与の対象にしないという考えです。

2. 国政を預かる政治家として、ホームページ上で自分の考える全てのことを申し上げることはできませんが、この問題は主として、在日の朝鮮半島の方々の問題であることからあえて申し上げます。もし仮に朝鮮半島で動乱等何か起きた場合、日本の国内がどういう事態になるか、皆さんも良く考えてみてください。地方参政権付与につきましては、あらゆる状況を想定し考えた末での結論です。

3. この問題につきましては色々な意見があり、少数の方々ではありますが中には、もう自由党を支持しないという方もおられます。私の意見のどこがどういう理由でだめなのか、明確な指摘のもと、ご意見を賜れば幸いです。

 私はこれからも「日本一新」を目指し、タブーなき真の改革を実現していくため全力を尽くして参りますので、皆様におかれましては何卒ご理解を頂き、ご支援を賜わります様よろしくお願い致します。

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この内容は2003年時点での小沢一郎の主張である。
小沢一郎の主張に全面的に同意する。

小沢一郎のやることは常に正しいと考えている小沢マンセーの者は同意すべきである。
小沢一郎に反対する者には鉄槌が下されるであろう。

 

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コメント
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ダイナモさんは不法滞在者を隠まっているから必死なのかな?
賛成するも反対するも思想の自由が憲法で保障されているのに
一方だけの者に鉄槌をと脅しをかけている投稿をして思想弾圧
を行っているのはどういうことでしょう?

また日本側の問題として挙げている内容ですが、
外国人の犯罪行為を寛大に受け入れるように書かれているようにしか見えません。
外国人の犯罪までも許される国に変えたい、さすが米国要望の先行から西松献金まで
幅広いお方を支持されるだけのことはある。

2009/11/07 18:32

憲法93条2項は明らかに15条1項の規定の範囲を超えた住民にたいする権利の付与をできる可能性を排除できていないのでこれは以下のように修正しなくてはならないと思います。

2 地方公共団体の長、その議会の議員及び法律の定めるその他の吏員は、その地方公共団体の国民固有の権利を有する(若しくは「国民である」)住民が、直接これを選挙する。

こうしないと憲法15条1項の規定が同じ憲法の93条2項により担保されなくなってしまい法治国家としての国家の運営に支障を生じさせることとなるのではないでしょうか。

一度上のように憲法を修正してから改めて外国人に地方参政権を認めても良いと国民が望むので有れば改めてそのような趣旨に沿うように憲法を改正するのが正しい手続きではないかと思います。
2009/11/07 20:03

追伸
小沢氏の上に外国人参政権に対する考えは憲法の誤りを突いて論旨を組み立てて居られるようで立法府に籍を置く人の振る舞いとしては正しくないと思います。
2009/11/07 20:19
>この内容は2003年時点での小沢一郎の主張である。
>小沢一郎の主張に全面的に同意する。

>小沢一郎のやることは常に正しいと考えている小沢マンセーの者は同意すべきである。
>小沢一郎に反対する者には鉄槌が下されるであろう。

これは、我が尊敬するダイナモ氏の本意なのか?
それとも、皮肉なのだろうか。

このコメントでは、真意がわからない。
2009/11/07 20:35

事実誤認、考慮不足が多い。以下の通り。
・現在の在日の殆どは、終戦後、自由意志で来日した人、済州島四・三事件で日本に逃亡してきた人(多くは漁船等での密入国)であること
・終戦後GHQ占領下では、韓国朝鮮関係は情報統制で真実は知らされていないが、当時の韓国朝鮮系の人々による騒乱・暴虐事件で日本国民がひどい目にあったこと(鳩山総理の祖父が軽井沢の別荘から帰京する汽車の中で暴行されて重傷を負った事実は有名)
・イギリス連邦の話は、”現在も”英国王への忠誠を誓う旧植民地等の連合体という点で日韓とは全く異なる
・EU内は、共同体なのだから当然のことだし、統合への長い各国の努力と歴史があったればこそ
・現行憲法上は許容されない(最高裁は違憲と判決)
・日本の暴力団員の3割は在日
・在日の生活保護受給率は高率
2009/11/08 01:48
現在の在日は・・・→済州出身は民潭で30%、数の少ない総連を含めても総数で半分位だろう。それ以外は韓国出身で、北朝鮮出身は1%未満。しかし、現在の在日は殆ど混血児で、片親が日本人。TVに出ている芸能人でも混血児が殆ど。都はるみ、西城秀樹(片親が鹿児島出身の日本人)、錦野あきら(大分出身の日本人)、松井稼頭夫(北海道出身の日本人)など他多数。この世代でもかなりの混血率であり、団塊JR世代にもなると相当数混血されていると思われる。北朝鮮、北朝鮮と叫ぶが、現実は北朝鮮の思想に迎合しているだけであり、故郷は韓国。暴力団員は帰化できないし、生保の不正受給や受給者はそれら団員の家族が多いと思われる。
2009/11/08 03:45

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