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「テロ対策」「オバマ大統領はもうすぐ来日しますよ!」を参院予算委で連呼する痛すぎる川口元外相
<< 作成日時 : 2009/11/07 11:00
参院予算委で行われている、インド洋給油をめぐる川口元外相の質問は、痛すぎるものだった。インド洋給油を延長させうようと必死になって「テロ対策」「オバマ大統領はもうすぐ来日しますよ!」を連呼して、鳩山首相、岡田外相らに迫る。
いまどきテロ対策、テロ対策と絶叫されても、真っ当な大人は正直、困る。テロ対策の根拠となる911事件が米内部犯行であり、ビン・ラディンはCIAのエージェントであり(ビン・ラディン一族とブッシュ一族はビジネス上のパートナー)、アルカイダは元々CIAに作られた組織であることなどは、ちょっとネットで調べれば誰でもわかることだ。なにが、テロ対策だ。
鳩山首相、岡田外相の2人が、赤児をなだめるように、「何もテロ対策というのは、インド洋給油だけではない。根本の原因となる貧困の解消などに協力したい」と冷静に返答していたのが印象的だった。
普天間基地見直し問題についても同様。川口元外相は、米国の代弁者か。だめだこりゃ、自眠党。「オバマ大統領はもうすぐ来日しますよ!」という脅しにもならない絶叫から伺えるのは、なんともお寒い茶番劇。
つくづく政権交代が実現できて良かったと感じる。金融を弄んだ罰を受け、もうすぐ奈落の底へ沈んでゆくアメリカからの“抱きつかれ心中”から、今ならまだかろうじて脱出できる可能性がある。それが民主党最大の使命でもある。