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外国人参政権、小沢氏動く?=「党議拘束外し」で打開探る(時事通信社)
民主党が6日、永住外国人に地方参政権を付与する法案の今国会提出に動きだしたのは、かねて参政権付与に前向きな小沢一郎幹事長の意向を踏まえてのものとみられる。ただ、党内には依然、異論も根強く、調整の行方は不透明だ。
政府・民主党はもともと、参政権付与法案は来年の通常国会に政府提出法案として出す方向で検討していた。
しかし、政府側は通常国会では、衆院選で掲げたマニフェスト(政権公約)の実現をあくまで優先する構え。このため、参政権法案の先送りを懸念した推進派議員の一人が4日、小沢氏と会い「このままだと実現しない。今国会で議員立法でやりましょう」と促すと、小沢氏は「山岡(賢次国対委員長)と相談する」と応じたという。
山岡氏は6日、自民党の川崎二郎国対委員長と会談、議員立法での提出を検討する考えを伝えた上で、「互いに縛りを掛けないでできませんか」と、採決の際の党議拘束を外すことを打診。この後、自民党以外の各党国対委員長にも電話し、法案の共同提出を呼び掛けた。
山岡氏が「非拘束」を持ち出したのは、民主党内では中堅・若手の保守系を中心に「外国人への参政権付与は憲法上疑義がある」との反対論が少なくないためだ。
同党は小沢代表時代に検討委員会を設けて調整したが、いまだに意見集約はできていない。反対派の一人は6日、「トライしたければすればいい」と実現阻止に全力を挙げる考えを強調した。
党内で生煮えの参政権法案をあえて提出しようとする民主党の意図に関しては、来年の参院選をにらんで、参政権付与に積極的な公明党と、自民党との「分断」を図るのが狙いとの見方が公明党内からは出ている。さらに、与党内では「党運営の実権を握る小沢氏が、党内の誰が本気で反対するのか見定めようとしている」と見る向きもある。(2009/11/06-20:06)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009110600994