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http://www3.nhk.or.jp/news/t10013587841000.html
11月5日 17時24分
アメリカ国務省の報道官は、沖縄の普天間基地の移設問題で「アメリカは、いかなる期限も設定してはいない」と述べ、日本政府に対し、来週のオバマ大統領の日本訪問までに結論を出すことはあえて求めないという考えを示しました。
アメリカ国務省のケリー報道官は、4日の記者会見で、普天間基地の移設問題について「アメリカは、いかなる種類の期限も設定してはいない。前に進むためには、今の合意が最善だが、日本との対話は続けていきたい」と述べ、日本政府に対し、来週12日からのオバマ大統領の日本訪問までに結論を出すことはあえて求めないという考えを示しました。この発言は、普天間基地を名護市のキャンプ・シュワブ沿岸に移設するという今の日米合意を実行に移すことが、アメリカとしては最善だという立場を重ねて示す一方で、オバマ大統領の訪日前に日本政府がこの問題の結論を出すことが難しい現状を踏まえ、事態の沈静化を図ったものとみられます。一方、国防総省のモレル報道官は、4日の記者会見で「アメリカは、日本側と協議を続け、できるかぎり早くこの問題を解決したい。われわれの立場は、今さらあらためて紹介する必要もないほど、はっきりしているはずだ」と述べ、日本政府に対し、今の合意を順守する方向でできるだけ早期に結論を出すよう求めました。